「経験と理解」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 家内が50肩になった時、とても辛そうでかわいそうに思った。腕がなぜそんなに上がらなくなるのか?不思議に思ったものだ。かぶり物の服は全然着られなくなり、前ボタンのブラウスを探したのを覚えている。とても辛い思いは理解できたつもりでいた。

 自分が今年50肩になって初めて、経験を踏まえた理解と、頭で理解していることの乖離の大きさを、改めて知った。人は経験しなければ、本当の意味では理解できない生き物だ。だが、人生は一度きり。そんな中で他人を出来るだけ理解するのは難しい。だからこそ、常に自分事ととらえる訓練がなければ、人の心は動かせぬ。
 経営者は、いついかなる時も、従業員や顧客の気持ちを、実体験しているように理解する必要がある。自分の思いをぶつけるだけじゃダメなんだ。経験と理解の差を知らなければ、いつか大きな失敗をするだろう。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ

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