「対話」
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。
人と話すとき、自分の意見を話した後に、相手の意見を聞いていますか?対話は、相手の話を聞いて初めて「対話」になるのです。一方的な話は対話とは言いません。対話は、あくまで対等な関係を築けた場合にのみ成立することです。単に二人以上で話すことは会話ですが、互いの意見を出さない限り、対話にはならないってことです。そして、対話をすることで、思考の学びになるのです。
会社では、対話することが少ないと思います。社長が一人で演説しているのは単に「伝えている」だけで、対話になっていません。上司が仕事の指示をするのも、単なる「伝達」であって、対話になっていません。お客様から注文を聞くのも、単なる「伝達」であって、対話になっていません。1日経ってみて、その日に対話をしたか?考えてみて下さい。実に対話をすることが少ないと気づくと思います。1日一度もない日が多いのではないでしょうか?とても寂しいことです。
友人や配偶者、子供や同僚、上司なども含め、対話を心がけましょう。つまり、言いたいことを一方的にしゃべるのではなく、相手の意見を聞き、それを咀嚼してから、自分の意見を言う。そうすることで、互いの意見が磨き上がっていくのです。その時に大事なのは、相手の意見を否定しないことです。「そんな考えもあるのか?」と受け入れつつ、自分の意見を言えば良いのです。相手と反する意見であっても、「なるほどね、そういう意見もあるんだね。でも、私はこう思っているよ」と言えばいいだけのことです。それを年齢や、役職を傘にきて、自分の意見を通そうとしたら、もうそれは対話ではなくなります。
人の意見を聞いた方が、なぜ自分の意見がこうなのか?という思考が生まれます。単なる固定観念だったのか?自分の情報の読み取り方が間違っていたのか?考えが浅はかだったのか?様々なことが考えられます。また、そもそも知らない情報である場合もあります。対話することで、それをただで手に入れられるのです。それはもうラッキーですよ。対話するっきゃないじゃないですか!世の中のすべてを知ることはできないのだから、知っている人と対話するのが最も知識を仕入れる良い方法だと思う。毎日、対話をする相手を探しましょう!
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
シンジ
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