「素直さ」
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。
松下幸之助さんが著書の中でこう言っている。「人として色々な大事な素質があるが、あえて一つだけ挙げろと言われたら、それは、素直さだ。」と言っている。
子供の時は、知識も経験もないから、誰でもとても「素直」だ。しかし、余計な知識や経験が積み重なって行くと、成功体験から脱却できなくなり、自分の勝手な偏見で世の中を見るようになる。そしてそれは年齢とともに蓄積されていく。
入社当初誰でも素直に先輩の言うことをきく。しかし、慣れてくると「オレはオレのやり方でやるんだ」と自我が先行し、それが上手く行ってしまうと、もう人の話など聞かなくなる。10年もそんなことを続けていれば、もう自分のやり方を見直すことも出来ず、人に助けてもらうことも出来なくなる。気づけば社内の浦島太郎になり、仕事の出来ないオジサンになっている、というわけだ。
結婚当初は、配偶者の話をよく聞き、目を見て話しあっていた。ところが慣れてくると、素直さが無くなり、スマホの画面を見ながら返事をする。話は半分しか聞いていない。生返事をして、決めるべきことを放置する。不仲になると、相手を責めて、自分の態度がおかしかったことにも気づかない。素直な気持ちを忘れているからだ。
「素直さ」を取り戻すには、環境を変えることだ。自分で自分を変えるのは難しい、新たな刺激を得て、緊張感を取り戻せば、人はまた「素直」になれる。そのためには、職場を替える。付き合っている人を替える。住んでいる場所を替える。利用している駅を替える。電車通勤をバスや自動車に替える。なるべく大きな変化を求めるべきだ。
新たな友人を求めて、ことなる団体に入るのも良いし、出会い系サイトに登録するのも一興だ。異性に限らず、同性の友人を得るにも、いまは出会い系サイトは有効だ。SNSで知り合った人と、リアルに会うのも良い。自分の生活パターンを変え、多くの人と会うこと。そしてそれを楽しむこと。それが、「素直さ」を取り戻す、手っ取り早い方法だ。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
シンジ
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