「フリーランス」
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。
フリーランスという働き方をご存知でしょうか?会社組織に所属せず、個人事業主として仕事を請け負っていく働き方です。近年、このフリーランス人口が激増しています。
2015年に640万人だったフリーランス人口は、2018年に1,151万人に増え、2021年にはなんと1,577万人と、2015年当時の2.46倍にまで増えたのです。みなさんはご存知でしたか?
それには色々な背景が考えられる。当然、会社に所属したくない人の増加もあるだろう。近年は、副業が可能な企業が増えたことで、サラリーマンを続けながら個人事業主を行う人も増えたと考えられる。
また、近年は国や地方行政が創業をサポートするために様々な施策を行っている。私もその恩恵にあずかり、創業資金を借りることが出来た。元々準備などしていなく、突然のことだったこともあり、手元資金の用意はなかったので、大変助かった。
個人的には非正規雇用の影響も大きいと感じる。特に女性は正社員での採用が少なく、非正規の低賃金で働くよりは、得意なことを活かして創業してしまった方が不安定ながら、収入を得られる可能性が高い。そう思う方が多いように感じる。事実、市の創業スクールは女性の比率が極めて高い。女性がプチ創業をして、生計を立てていくことは、とても良いことだと考える一方、1人で生計が立てられるほどの能力と行動力のある女性に対し、企業はまともな雇用が出来ないという情けなさも感じる。このまま行くと、フリーランス人口はどんどん上昇していくことになるだろう。核家族化と同じように、個人として働く人が増えていくように予想している。
一方で、フリーランスのことは否定をしないが、創業して失敗していく人も多いということは忘れないで欲しい。3年で9割が倒産するという現実を見て欲しい。私も1年目に倒産危機に陥ったのだから、偉そうなことは言えないが、出来ればサラリーマンを続けながら、副業から始めて頂くことをお勧めする。平民として最強の立場はサラリーマンなのだ。
どれ程辛いことがあっても、バカだと罵られようが。パワハラがあろうが。残業をしないと仲間外れにされようが。自分の権利を主張し、労働時間を減らし、副業に時間をかけられるようにしよう。そして、サラリーマンよりも収入が増えた段階で退職、法人化をすればいい。それまでは、何を言われようが、どこ吹く風と、のんびりサラリーマンを続けて下さい。ただし、年間20万円を超える収入があったら、必ず確定申告をして下さい。複式簿記で確定申告をするフリーランスは、年間経費として65万円控除してくれるそうです。そうやって会計リテラシーを付けてから法人化をすれば、経営力は上がるし、お客様との信用も築ける。焦らずに、ゆっくり準備をするのが良いと思う。のっぴきならない状況で、当初から法人化した私としては、反省を込めてそう思う。
きっと、フリーランスとして働いていれば、現状のサラリーマンの仕事も、経営視点で良い仕事を効率よくできるようになり、退職したくても、引き留められるような人になると思います。交渉のカードが多くなること、間違いなしです。あなたも、良いフリーランス生活を試してみてはいかがでしょうか?
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
シンジ
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