「だけ・しか・のみ」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 人は「だけ・しか・のみ」に弱い。「あなただけに教えます」「会員様しか知らない情報です」「先着10名様のみ、この価格で販売します」。みなこの言葉に騙されて、財布のひもを緩めてしまう。だから「だけ・しか・のみ」は注意しなければならない。
 逆にお客様に対しては、「だけ・しか・のみ」を上手く利用すべきだ。誰でも、自分だけが優遇されたいと思うものだ。自分にしか行われないサービスを欲しがるものだ。当たるのは自分のみで良いと思っている。他のお客と比較できないように、「だけ・しか・のみ」を与えれば、必ずリピート客になってくれるだろう。
 だが、この「だけ・しか・のみ」の使い方を間違えると大変なことになる。例えば、「あなただけを愛する」というと、聞こえはいいが、ともするとストーカーと間違えられることもある。
 「私はこのメーカーからしか買わない」というと、賄賂でももらっているのではないか?と勘ぐられることもある。
 「私はこの仕事のみ行う」というと、なんてわがままな、仕事を選べる立場かよ!と思われてしまう。

 この「だけ・しか・のみ」はあまりに限定的な言葉なのだと思う。だから、その言葉の力には、指向性があり限定的な分、とても強い。強い力だけは乱発しないよう気をつけようと思うのみ。あれ?

いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ

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