「仕事依存」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。今日で989日目です。

 日本人は「仕事依存」の人が多い。長時間労働をすることが偉いことであり、自己満足であり、自分の存在意義でもある。そういう人は極めて多い。
 働き方改革などといって、長時間労働が悪いこととなり、会社も残業をしないように仕組みを変えている。にもかかわらず、残業の減らない人もいる。なぜそうなるのか?なぜ「仕事依存」になってしまうのか?

 駅からの自宅への帰り道、ゆっくり歩くサラリーマンをよく見かける。これから家に帰るのに、つまらなそうに、トボトボと歩く姿。疲れ切っているのも分かるけれど、尚更1秒でも早く帰り着きたいものだ。ということは、家に帰りたくないということか?配偶者と上手く行っていないのだろうか?子供と上手く行っていないのだろうか?家に帰っても、面白いことがないのだろうか?きっとどれも当たっている。
 基本的に「仕事依存」の人は、仕事以外に自分の居場所を確立するものを持っていないのだ。趣味の仲間や、ボランティアの役員など、誰からも頼りにされず、誰にも依存せず、自分が一人で立っていられるところが、仕事をしている時だけになっているのだ。だから、残業をするなと言われても、仕事しかない生き方をしてしまっているため、他にどうにもしようがない。そう思っているわけだ。
 ところが、ある一線を超えると、疲労も溜まり仕事も出来なくなり、精神的に追い詰められ、鬱(ウツ)になっていくのだろう。
 仕事を失ったことで自殺する人が極めて多いことが、「仕事依存」で生きている人が多いことが分る。

 「仕事依存」になってしまっている人は、とにかく仲間を作って遊ぶことだ。面白くなければ、すぐにやめて、また違うことをすればいい。すでに自我が崩壊しているので、子供に返った気分で毎日を楽しむことだ。仕事は毎日定時間で切り上げ、出来ない仕事は上司にお返しし、出来ないことを言うことだ。
 それを恥ずかしいことで出来ない。と考えることがそもそも間違えだ。自分に自信が戻らない限りは、何をどうしたって、人生詰んでしまう以外に先が見えない。
 「仕事依存」の人は、畢竟(ヒッキョウ)スマホ依存だ。スマホゲームなどを面白くもないのに、やり続けている。他にやることがないからだ。一人ではなく、二人以上の人と会話をして遊ばなければ、依存症は治らない。しかもリアルで合う必要がある。

 大きなことをしなくても良い、大きく変わる必要もない。家族を大事にするのもよし。ペットを飼うのもよし。自然の美しさを堪能するのも良い。なるべく、それを共有できる仲間と一緒が良い。
 仕事以外に自分に出来ることを見つけ、それに打ち込めば、自分の人生が取り戻される。生きる自信と勇気が戻ってくる。「仕事依存」になっている人は、なるべく早く、自分の人生を取り戻した方がいい。自殺を望んでからでは遅いですよ。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

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シンジ

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