「売掛金」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 営業をしているビジネスパーソンは多くいると思う。商品やサービスを提供できることとなり、成約すると「やったー!」と舞い上がってしまうのも分かります。しかし、きちんと納品を終えて、お金を回収するまで、その仕事は終らないのです。
 あなたが、コンビニで買い物をするとき、商品を渡されてそのまま帰ることはない。必ずお金を払うことと思う。それが、後払いになるのがビジネスでは非常に多い。つまり、帳簿上の売上や利益と、実際の現金キャッシュの流れは異なるってことだ。だから「黒字倒産」することもあるってことだ。(黒字倒産については別記事で解説済み)
 だから、営業パーソンは、売掛金の回収まで自分の仕事と思わないと、上司や経営者に認められることはない。
 部長止まりの人と経営者になれる人の違いは、ファイナンス感覚があるかどうかだそうだ。私もその通りだと思う。管理会計のできない経営者は、経営が出来ているとは言えない。その行き当たりばったりの事業が、いつまで続くか?単なるギャンブル、綱渡りでしかない。
 売掛金は、後払いってことは、お客様にお金を貸していることになる。だから、堂々と取り立てて良いのだ。だから、振込手数料は弁済側であるお客様が払うのが当然である。(振込手数料についても、別記事で解説済み)
 相手がお客様であっても、売掛金を早く払って欲しい。そう言っても差し支えない。もし納品後、60日を過ぎても支払いがなければ、利息を付ける権利もある。だから、最初から手形は受け取らないようにしなければならない。約束手形だったら、仕事もしないし、お付き合いしないことは、最初から明確にすべきだ。
 営業パーソンは、自分が持っている「売掛金」の額を計算して、1円でも減らす努力をして、会社のキャッシュフローに貢献しましょう。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ

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