「経営者と幹部の違い」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 経営者と幹部の違いは分かりますか?会社によっては幹部が全て取り仕切り、会社を回しているところもあります。「社長は飾りなんじゃ?」と思える会社もあります。別にそれが悪いわけではありません。
 経営者と幹部の大きな違いはただ一つ。幹部が思った通りの会社には決してならないが、経営者が思った通りの会社になるのが、組織というものです。
 つまり、経営者が「幹部に任せているし、何とかなるだろう。赤字になったら、それも仕方ない」と思っているから、赤字になるのです。実務には手を出さなくても、社長が「絶対に黒字にしてやる!」と思っていれば、会社は黒字になるのです。でも、幹部がどれ程「黒字にしてやる」と思っても、社長が「赤字で税金払わない方が良いや」と思っていると、結局赤字になるのです。それが、経営者と幹部の大きな違いです。
会社のすべては、経営トップによって決せられるのです。幹部は所詮、トップの方針に従う管理者でしかありません。管理者がその範囲を超えようとしても、社会がそれを認めないのです。トップの責任はそれだけ重いのです。だから、幹部が独立しても、ついて行く人はいないのです。
 経営トップは決して「今期は不景気だから赤字でいいや、来年がんばろう」などと努々(ユメユメ)思ってはなりません。何が何でも黒字にすると決めて、それを宣言して、実行する。そうすると、本当に黒字になるのです。それが幹部には出来ない、経営者の力なのです。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ

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