「退職」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。第1,149回です。

 ゴールデンウイーク明けに「退職」する若者が多いそうだ。我慢して行っていた会社に、連休の楽しさが終わって、また監獄に戻るのを嫌がるかのように会社を辞めていく。
 逆に、将来の不安から辞めたくても辞められない者。生活のために辞められない者なども多くいるだろう。そして、いまよりも条件の良い転職先を探しているわけだ。いずれにしろ「退職」を望んでいることをSNSに書き込んでいる人が多いそうだ。

 そんなに仕事は楽しくないですか?嫌いですか?では何が嫌なのでしょうか?何が不満なのでしょうか?あなたは会社に、仕事に、何を求めているのですか?
 会社に行きたくないってことは、あなたが行っているのは「牢働」ってことですよね?お金のために仕方なく働いているのなら、単なる「労働」ですよね。あなたは「朗働」出来る会社に巡り合うまで転職を繰り返すのですか?
 でもよく考えてください。あなたが嫌いなその会社で、「朗働」している人がいるってことを。それは不思議なことじゃないですか?あなたが「ブラック企業」と呼んでいる会社に感謝して、楽しく働いている人がいるってことを。あなたが勝手に「退職」という方法で逃げているだけじゃないですか?

 そもそも、何のために会社に行くのですか?何のために仕事をしているのですか?お金のためですか?会社のためですか?社会貢献のためですか?自分のためですか?家族のためですか?そこに、自分の気持ちを抑えて、自分以外のコントロールできないことのために行っているから苦しくなるんじゃないですか?それから逃げるために「退職」するんじゃないですか?しがらみの少ない若者ほど「退職」のハードルが低いってことですよね?
 では、養うべき家族がいて「退職」出来ないから我慢している人。年齢的に転職先が見つからないから「退職」出来ない人は、我慢している時点で「牢働」になっていますよね?会社に行くのが辛い、苦しい、行きたくない。牢屋に戻されるかのような、奴隷の気持ちになっていますよね?そんなことで楽しい人生になるわけがないですよね?「退職」出来ないことが悩みなわけですか?「牢働」を見直せば、「退職」する必要はないですよね?
 本当に自分がすべきことは何なのか?見誤っていませんか?「退職」するのも、「退職」せずに我慢して「牢働」しているのも、逃げているか、何もしていないかだけの違いで、自分の人生を、自分の足で歩いていないですよね。例えぬかるみにはまっても、自分の足で歩いていれば、必ずどこかにたどり着ける。ゴールを見すえていさえすれば。

 どうしても退職したい状況もあるでしょう。いじめられていれば、そんなところにいつまでもいる必要はありません。ですが、逃げる前に自分に何が残っているかをきちんと見つめ直して欲しい。
 ここで得た経験が自分の人生において、何がしかの宝になるようにしなければもったいない。それを整理してから退職すべきだ。
 とても単純なことだ。挨拶の仕方を教わった。電話のかけ方を教わった。エクセルの使い方を教わった。何でも良いのです。たくさんあると思う。そう思うと、いやなことばかりじゃなく、感謝の気持ちも残して退職できるだろう。そうしたら、最後は笑顔で退職できるのではないですか?
 私はあなたが他の場所へ行っても、活躍して幸せな人生を歩んでいるであろうと期待しています。いままで、ありがとうございました。あなたの未来に、幸あらんことを!

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

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シンジ

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