「沈思黙考」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。第1,146回です。

 昨日は「直観力」について述べたが、今回は真逆の「沈思黙考」(チンシモッコウ)についてです。
 知識や経験に裏付けられた直観も大事だが、きちんとシミュレーションしてみようと、「沈思黙考」するのも大事なことだ。場合によると言える。
 例えば、お客様を訪問してヒヤリングをするのに、行き当たりばったりで話しをしていてはいけない。お客様にどのような質問をして、どのような反応になるかを想像し、次の一手を考えるには、きちんと「沈思黙考」していかなければならない。
 例えば、将棋で速指しをするのでなければ、時間いっぱいまで「沈思黙考」長考するものだ。適当に行えることではない。
 将来の進路や就職先なども「沈思黙考」して決めねばならない。しかし、実際にはその時点で、行きたい学校も、就きたい職業も決まっていない人の方が多い。なぜなら、その内容についての知識や経験がないのだから。
 おや?ということは「沈思黙考」することと「直観」は同列なのではないのだろうか?という結論に至る。では、「直観」と「沈思黙考」は何が違うのだろう?スピードの問題だけだろうか?
 おそらく、人は判断をする際、過去の事例を脳内で猛烈に検索しているということではないだろうか?それを「直観力」の訓練が出来ている者ほど、「沈思黙考」して出てきた結論に近づいていく。私はそのようにとらえている。だから、このブログも「沈思黙考」して書くことはほぼ無い。いつも短時間で「直観力」をフル活用して書いている。
 私の中では「沈思黙考」しなければならないことは、慣れていないことや新たなことであり。基本は「直観力」を養い、スピード感よく決定していくことが重要だと思っている。つまり、「沈思黙考」しなければならないということは、自分の持っていない要素か、不慣れなこと、ということになる。だから、即行で決められる人の方が、普段の訓練が出来ていると思っている。私も常にそうありたいと思っている。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

社長のお金持ちセミナー「シンジ塾」
数字アレルギーのあるあなたに!絶賛開催中!https://shinjijiku.hp.peraichi.com

シンジ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?