「契約」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 ビジネスは契約社会だ。「契約」を取ることが目的化して、クロージングを網で魚を取るかのように考える人もいる。
 確かに契約を取らなければ仕事にならない職種の人はいるだろう。私だって新たなコンサル契約は欲しい。だが、大事なのは「契約」ではなく、契約を行った後の満足感ではなかろうか?
 その家を買ってよかった。と思われること。この会社に仕事を頼んでよかった。と思われること。それの積み重ねこそが、次の契約につながるはずだと思う。お客様にご納得いただけるよう、自信をもって契約できるようにしたいものです。
 契約というと、日本人は構えてしまう方が多いと思う。以前にも書いたが、物の売買などはすべて契約が必要だ。ただ、書の流れを簡略化して、レシートのみで終わらせることが認められているので、コンビニで買い物をしてもレシート1枚で終了だ。それすら電子版でない場合もある。それで立派に売買契約が成立したことになる。契約を結んだ。そのような認識を持っていないだけだ。
 契約には交渉がつきものだ。提示された値段を真に受けず、まずは交渉する。契約書があれば、隅々まで読み込むのが正しい。しかし、日本人は相手を信用し、口頭で説明されるままサインしてしまう。スマホの契約が分かりやすいだろう。店員に言われるまま、ここにサインして、ここに名前を書いて、ここに押印をして。自分の欲しいスマホが手に入ったが、気づけば、不利な契約だった。なんて経験はないでしょうか?
 そんなことにならないように、自分の耳に心地よいことを言う店員の言葉をまずはさえぎり、質問をしましょう。自分にとってデメリットになると思える内容を。その質問が思い浮かばない時は、買い時ではないと思って一度自宅に帰った方が良い。そして、質問リストを作って、再挑戦してみて下さい。きっと、後悔することはないと思いますよ。
 今月私の会社は、お客様と来月以降の契約の見直しだ。どうやって条件を良くするか?よく考えなければならない。それは、とても楽しい仕事だ。
 会社対会社の契約には慎重だが、プライベートにおける契約がおろそかな私は、結構失敗をしている。契約をするのも、解除するのも、慎重にしないと、後で痛い目にあいます。経験者は語でした。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ

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