「神の意志」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 奇跡的なことが起こると、人は言う。「神の意志によるものだ!」人は自分に理解できない、良いことを「神」のせいにする。自分に理解できない、悪いことを「悪魔」のせいにする。結局は、人の意志が神や悪魔を作り上げているってことだ。

 人は困ったことが起こると「神様お助け下さい」と言って、神に祈る。他人に迷惑をかけられると、「あんな奴、悪魔に呪われてしまえ!」と言って、悪魔に報復を望む。結局は、人の弱さが、困った時の神頼みや悪魔の呪いを求めているだけだ。

 生きていることは「神の意志」なのかもしれない。だが、「どう生きるか」は、人の意志によるものだ。
 死がおとずれるのは、「悪魔の意志」ではないと思いたい。だが、「いつか必ずおとずれる」ことは確実だ。それなら、「神の意志」などどうでもよいではないか?神には「感謝」するだけだ。
 私は生きているんだ。だから、後ろ指さされないよう、自分の命を絞り切って、絞り切って、生きて行くんだ。最大の競合は自分自身なのだ。体という拘束具に逆らい、感情という心の拘束具にも抗って生きる。そして、自分に負けない強さを持って、生きるということは、「人の意志」なのだ。だから、私達は「人」であるのだと思う。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ

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