「費用対効果」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。第1,171回です。

 経営者は常に「費用対効果」を考えなければなりません。かけた経費に見合うだけの売上にしなければなりませんし、かけた時間に見合うように、従業員に育って欲しいわけです。「費用対効果」が小さい事業は撤退しなければならなくなります。だから、経営者は常に「費用対効果」を気にしなければならないのです。

 例えば、宣伝広告費として3万円支払ったとしましょう。そこで集客されて来てくれたお客さんの売上が1万円だったとしたら、宣伝の効果が1万円分あった。と考えるのか?2万円のマイナスと考えるかで、将来の景色は大きく変わると思います。これを「費用対効果」があったと思う方は、是非事業を売却なさってください。経営を行うのは難しいです。
 例えば、新しい機械を設備投資したが、製造個数は2倍になったものの、不良品が増えて実際の良品率は落ちてしまった。だが、不具合を出す機械の傾向がつかめれば、将来的には「費用対効果」が出る見込みだ。という場合もある。
 例えば、正社員を二人採用することにした。それにより、一時的に固定費が上がってしまったが、結果的にさばけるお客様の数が増えたため、売上は二人採用分をカバーして余りあったので、「費用対効果」の出る人事だった。などということもある。

 このように、「費用対効果」は、最初に予測をして、その結果を計測し、さらに効果を押し上げる長期視点を見出して、それを次の施策に入れ込む。更に、その結果を見て判断をすることによって、「費用対効果」があったか否かが分かるのだ。「費用対効果」を測るということは、かなり面倒なことなのである。
 予算の建て方と実際の計測計算の仕方を知らないと、「費用対効果」を測ることすら出来ないのです。「シンジ塾」では、そんな経営者様に「費用対効果」のあげ方として、粗利経営の勧めと予算策定方法を教えています。興味のある方は、どうぞ参加ください。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

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シンジ

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