「人は変わらない」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 欧米人と日本人は、考え方や習慣、様々なところが違う。欧米ではディベートなども盛んで、自分の考え方をストレートに表現するイメージが強く、日本人のように空気を読むようなことがないように思われる方が多い。
 だが、実際にはそれほど日本人との違いはないのだ。欧米人にも、いじめはあるし、忖度もある。上司の顔色をうかがうのも同じだし、自己主張が出来ない気弱な人もいる。単に教育でメンタルを鍛えているだけで、相手は人間。基本的に全く変わらないのだ。

 我々外国語になれていない日本人が、英語やドイツ語を聞くと、マシンガンのように早口に聞こえる。その勢いで何かを言われると「イエス」としか言えない雰囲気になるものだ。体も大きいし、威圧感は半端ない。と思われる方が多い。誰だって、大きな音を立てるダンプカーが真後ろに来るのは恐ろしいものだ。
 だが、実際にはそれほど日本人との違いはないのだ。欧米人も日本人同士が話しているところを聞くと「マシンガンのように話をするな!」と驚くのだ。日本人が母国語で話していると、欧米人はものすごい主張が激しいと勘違いするのだ。要するに、母国語と外国語の違いでしかないってことだ。相手は人間。基本的に全く変わらないのだ。

 明治以降、また戦後は特に、日本人の中では欧米列強と、鎖国をして遅れていた日本。体が小さく、国土も小さい日本。そのような劣等感を持っている方が多くいるし、潜在意識に残っていると思う。東大よりもハーバードやオックスフォードは優秀だ。物理の公式や電気の公式、化学式はすべて欧米人が考えた。スポーツも日本人が勝てる競技が少ない。
 だが、実際にはそんなことはないのだ。その物事にどれだけ従事してきたか?その知恵や経験を後輩に受け継ぎ、何代にも渡って、英知をつないできたかどうか?それと、それを続けるだけの、金銭的余裕やバックアップがあるかどうかで、国民の優秀さは変わる。相手は人間。基本的に全く変わらないのだ。何人が優れているわけでもなく、何人が劣っているわけでもない。民族の違いなど、同じホモサピエンスなのだから、どんぐりの背比べなのだ。それだけは、決して忘れてはならない。グローバルに生きて行くには、気後れしたほうが負けだ!人は基本的に、変わらないのだから。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ

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