「ちょっとしたこと」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。今日で977日目です。

 トイレに行ったら、トイレットペーパーが5cmほど残っているだけだった。それ残したのは、自分が次のロールに取り換えるのが嫌だから、「危ない!なくなる寸前、セーフ!」とか思っていませんか?次の人は手にしたとたん「なんだよ!取り替えとけよ!」って思いますよね?逆の立場なら同じように思いませんか?そんな経験ありませんか?
 トイレットペーパーを使おうとしたら、手前じゃなく後ろ側に紙が出てきた!ひっくり返しに取りついているんですね。こんな事もありますよね?そうしたら、あなたならどうします?「逆じゃねーか!バカか!」と言って、そのまま使用していませんか?「ちょっとした」一挙手一投足の労を惜しんで、取り替えないですか?自分には責任がないから、行いませんか?やり方がわからないから、触ろうとしませんか?自分には関係ないと思って、見て見ぬふりをしますか?どれも、実に良くない考えですよね。自分で自分の成長の芽を摘んでしまっている。

 一挙手一投足の「ちょっとしたこと」をするだけで、どれだけ人の為になるか?考えたことがありますか?それが次のビジネスを生み出すのです。
 エレベーターに乗ったら、他の人が降りるまで「開く」ボタンを押して、先に降ろしていますか?「ちょっとしたこと」をするだけで、感謝を頂ける。数秒急いで我先に降りたところで何が変わるのですか?階数コントロールパネルのところにいるのに、「何階ですか?」とも聞かず、むしろ階を押す人の邪魔をしている奴、いますよね。あれはクソですね。

 いつまでも同じ商品やサービスを提供し続けることは出来ません。飽きも来るし、少しずつ値下げをさせられているのに、社員の給与は右肩上がり、どこかの分岐点でビジネスとして成り立たなくなるはずです。そんな変化の時が、一生のうちに1度もないのが昭和の時代でした。平成になって、そんな変化について行けなかった会社は淘汰されて行きました。令和の今は、そんな変化点は社会人人生の中で数回おとずれると思っています。
 いままでの商品やサービスを極めるのではなく、同じことをせずに、少しずつ変化していかなければなりません。世の中の商品やサービスは常に変わっています。ロングセラーだから安泰と思ったら大間違いです。
 画期的な技術革新などそうそうありませんが、一挙手一投足の「ちょっとしたこと」を組み合わせた競合は、すぐに出てきます。同じ商品も、同じ売り方では売れなくなるのです。見せ方を変えるだけで、商品は全く違った物に生まれ変わります。そうすると、価格もまた変化できるのです。何も変化していないのに、値上げしようとするから、お客様に嫌われるのです。
 お客様の求めているものだけが、商品やサービスではありません。「ちょっとしたこと」を変化させたり、組み合わせたりして、商品やサービスを変化させていきましょう。それが、生き残っていくための、唯一の方法ですから。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ

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