「優先」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 日本の電車やバスには「優先席」なるものが存在する。私の知る限り、欧州でそのような「優先」関係は一つも見たことがない。正直違和感を禁じ得ない。
 逆に言うと日本人は、優先席がなければ、老人や妊婦に席を譲る気がない。とも受け取れる。いや!実態は、優先席でさえ老人と争奪しているサラリーマンや学生を見ると、吐き気をもようす。たかが1時間程度、立っていられないのであろうか?どうやら、体力の問題ではなく、スマホでマンガやゲームに集中したいだけの様子だ。電車は自宅ではないのだが?
 欧州では、老人や子供、妊婦、ベビーカーを引いている人は最優先だ。そして、誰もが気づかう。ベビーカーを電車で乗り降りするときには、周りにいる男性が当然手伝う。もちろん、見ず知らずの人だ。帰国後に私がベビーカーを乗せるのを手伝うと、母親から嫌な目で睨まれたのを覚えている。日本人は心がすさんでしまったのか?おかしな犯罪者を中心に考えすぎなのかは分からないが、人を見たら犯罪者と思え!と言わんばかりの状況であることは残念だ。
 そのためなのだろうか?自分のことだけを気にする風潮の為、自分が座れることだけが優先され、他の人を気づかう必要を感じていないようだ。優先されるべき相手は、なぜあなたよりも「優先」なのかを考えてみてもらいたい。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ

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