「面倒」

第1,299回
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

　あなたは何かをするときに「面倒」だな。と思うことがありますか？えっ？ほとんど面倒ですか？生きているのも面倒ですか？まあ、極端な人もいますよね。でも基本的に人は、動くのも何をするのも「面倒」と考えるものなのです。
　なぜなら、本能が脳に指令を出します。なるべくカロリーを使うな！と。考えるな、動くな。寝ていろ！というわけです。そうしないと、食糧確保が難しい自然界では生きていけなくなってしまうからです。
　例えば、そういうことは、ほぼないと思われますが、海外のテロ組織に幽閉されるようなことになったら、なるべく牢屋の中で動かず、水を少量ずつ飲んで、カロリー消費を抑えないと、長期間の捕虜生活に耐えられなくなってしまいます。いずれにしろ「面倒」と感じるのは、本能なのです。
　山で遭難したときも同様です。助けが来るまで動かない。体力を温存し、体の体温を奪われないようにして、やたらに動かないことが得策です。
　しかし、生きていくのに何もしなくていいというわけには行きません。料理をしなければ食べることは出来ないし、洗濯や炊事など、家事は避けられません。生きていくには仕事は欠かすことが出来ないのです。でもそれを行うのは「面倒」なわけです。
　本能は「面倒」を避けるように指示をしますが、現代においてはカロリー摂取過剰であり、「面倒」など考える必要はないのです。
　逆に、ただ生きることはそれほど大変ではないのだから、この世で何を成すか？だと思います。そうすると、「面倒」などと言っていないで、どんどんと行動した方が良いのです。やった方が自分の可能性を広げることが出来ます。そして、成れる最高の自分を目指して一生を賭して大きな仕事を成すことが出来ます。
　自分は何をしたいのか？自分には何ができるのか？誰の笑顔のために頑張りたいのか？人それぞれ考えも違うでしょうけれど、何かを成す人は畢竟（ヒッキョウ）ナマケモノではないのです。自分の命の炎が燃え尽きるのがいつなのかは、誰にもわかりません。それまで、必死に走り続ける。それだけではないでしょうか？年金をもらって、のんびり老後を過ごそうと思っている時点で、そんな未来は手に入らないのです。年金受給が行えないほど稼げばいいじゃないですか？「面倒」だなんて思わないことですね。

　いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

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シンジ