「結婚」

第1,235回
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 こども家庭庁が婚活事業に参入するそうだ。まあ勝手にやったらいいと思う。しかし、それで婚姻率が上がるとは思えない。
 なぜなら、若者たちは「結婚」したくないそうだ。その理由はお金がないからだ。何とも悲しい理由ではないか?でも、当然のことです。生物は自分の命を最も大事にするのが本能だ。自分が生きていくのにやっとの状態だったら、他人の責任を負うなんてできるわけがないのだ。
 奨学金をもらって大学へ通い、スタート時点で借金が500万円とかある20代若者が、少ない給与から家賃を払って、生活費をねん出したら自分の小遣いもろくにない状態になる。それで、異性とお付き合いだ結婚だなんてできるわけがないのだ。
 婚活事業を行って、出会いの場を増やすというのは結構なことだ。でも日本最大の婚活事業者でも、登録者数は数万人程度だ。それに比べいまでは婚活サイトの登録者数は数千万人だ。出会いを求めるなら、どちらの方が確立が高いかは明らかだろう。こども家庭庁がやるべきことは、そこじゃないことだけは確かなことだ。

 では賃上げをすれば解決するのか?というと、そんなに単純ではない。そもそも、賃上げの原資がないのだ。なぜ、日本の賃金は35年も変わらなかったのかは、日本が消費税を導入したからだ。それは先日「消費税」で書いたので、参照されたい。
 企業が大きく儲けなければ賃上げの余裕はない。企業に努力するように言う前に、消費税を廃止すれば、10%賃上げができるのに、国が搾り取っているからできないのだ。所得税などたかが知れているのに、わずか一人3万円の定額減税をしただけで、景気が良くなることもないし、賃上げにつながることもない。まったく意味をなさない愚策だ。
 このような愚策を繰り返している限り、婚姻率は上がらないし、若者が「結婚」に夢を持てることもないのである。婚活で出会いの場を増やすというのは、その次の段階に行うべき政策だ。

 個人的には「結婚」はとても大事なことだと思っている。世界最小単位の組織は夫婦である。夫婦生活をまともに出来ないような者が、人類のために働くことなど出来ないのである。配偶者と上手い関係を続けられない者など、マネージメント力がないので、部下など持てる器じゃないと思っている。
 だから、自分が三行り半を突き付けられた時には、青天の霹靂であり、人生最大のショックでもあった。
 だが、いまでも「結婚」が上手くできない者。特に男性はクソであると思っているのは変わらない。日本人女性がどれほどの犠牲を払って、家事や育児を行い、仕事もしているのかと思うと、洋式便所で立って小便をする子供と変わらないレベルのクソ男は、女性に忌み嫌われていることも気づかないのだろう。誰が、トイレに行って手を洗わないような男と手をつないでくれるだろうか?倫理観的に「結婚」が出来ない者も多くいるように思う。
 今の若者は金銭的理由で「結婚」ができないようだが、当然、国として一番の対策は消費税の廃止は急務だ。
 私は寂しがり屋なんでね。「結婚」したいと思いますよ!別にお金がなくても、何とかなるでしょ?大事なのは、自分以外の誰かを幸せにしたいと思うかどうかだと思いますよ!自分でお金使うより、女性に貢ぐ方が好きな法なんでね!

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

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シンジ

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