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Macに入れてる使えるツール8選

8なの!? 1,000なの!?
千じゃねぇよ! 選だよ!

ってことで、Macを使い始めてから5年くらいたち、いまやプライベートも仕事も全部Macで行なっており、もうWindowsの使い方なんて忘れたし、Windowsのツールなんて忘れたし、もうWindowsなんて忘れたい俺が、新しいMacを買ったり、OSをクリーンインストールしたりして、まっさらな状態になっても、必ず入れたい、と思ってる無料もしくは安価アプリケーションをまとめてみました。誰かのご参考になれば。

1. The Unarchiver

https://itunes.apple.com/jp/app/the-unarchiver/id425424353

視界の中にはもうMacしかないとはいえ、やはり世の中のデファクトはWindows。お客さんもWindowsなので、お仕事とかでやりとりするファイルがWindows製zipに固められていたりするわけです。しかしこれ、Macとはファイル名の扱い(文字コード)が違うため、ファイル名に日本語が含まれていると、化けてしまうんですね。それをよしなにしてくれるのがこのアーカイバ。

非常に多くのフォーマットにも対応しているため、展開はこれひとつあればもう何の憂いも無くなる素晴らしいツールです。ただ、これは「展開専用」ツールのため、圧縮してくれません。でもいいんです。圧縮は別のツールを使えばいいんです。

2. Keka


日本語化可能有料版 https://itunes.apple.com/jp/app/keka/id470158793
英語無料版 http://www.kekaosx.com/ja/

WindowsからMacへアーカイバを持ってきて展開すると文字が化けるのなら、その逆もまた真。しかも、Macのファイルの情報だかなんだかが含まれている「ドットファイル」や、WindowsのThumbs.dbにあたる「.DS_Store」なども一緒に含まれちゃったりして、Windowsユーザーの頭を悩ませています。Windowsユーザーのことなんてどうでもいいんですが、お仕事でのやりとりだったりするとそういうわけにも行かず、また、先方が「CubeICE http://www.cube-soft.jp/cubeice/」とかでも使っていてくれればいいんですが、そんなの稀なので、こちら側で「Windowsでも適切に展開できるZIPファイル」を作る必要があるのです。

そこで便利なのが「Kake」。ファイル名も変なファイルも含めないで圧縮してくれます。また、個人的に重宝してるのが「7-zip対応」というところ。zipよりも圧縮率が高いので、使わないけど残しておきたいファイルをガスっとまとめてしまう時なんかは重宝します。

こういうツールはFinderの上の部分に登録しておくと、いざ圧縮したいときにそのアイコンにドラッグ・アンド・ドロップするだけで圧縮できるので便利です。展開はダブルクリックでいいけどね。

3. Skitch


https://itunes.apple.com/jp/app/skitch-cuoru-miaoki-rumu-gong/id490505997

ここ最近、特にプッシュしてる便利ツールです。丸とか矢印とか文字が書けます。詳しくは過去のエントリを参考にして下さい。

Skitchってすごいんだぜ
https://note.mu/kkotaro0111/n/n3aedb8035385

4. Karabiner

https://pqrs.org/osx/karabiner/index.html.ja

元"KeyRemap4MacBook という名前の、「Macのキーボード入力周りの設定をカスタマイズするツール」です。Macのキーボード入力は、Emacsキーバインドのようなコマンドが使えるしすごく便利なんだけど、「キーを押しっぱなしにした時のリピート入力速度が遅い」という問題があります。文字入力字、Ctrl+b とかでカーソルを左に動かしたいとき、押しっぱなしにしてると移動が遅いので、連打してたりしました。

しかし、このツールを入れ、リピート入力速度を短くすることで、まるでWindowsのそれみたいな速度で移動、入力ができるようになるのです。

ほかにも、キー配置の変更とか、いろいろできるっぽいので、キーボードを触ることが多い人は、自分なりに使いやすくカスタマイズしてしまうのはどうでしょうか。

5. cd to

https://github.com/jbtule/cdto/releases

仕事がらTerminalを開くことよくありまして、Terminalから今開いてるディレクトリをFinderで開くには「 open . 」とコマンドを打てばいいだけですごく楽なんですけど、その逆、つまりFinderからTerminalを開く、というのができないんですね。DockにTerminalを入れておいて、開きたいディレクトリをそのアイコンにドラッグ・アンド・ドロップすれば開けるんですけど、ドラッグとか超負荷高いじゃないですか。今Finderで開いてるディレクトリをワンクリックで、Terminalで開きたいんですよ。

そんな夢の様なことをしてくれるのが、この"cd to"です。Finderの上の部分に登録しておき、Terminalを開きたくなったら、そのアイコンをクリックするだけで、今開いてるところをカレントディレクトリとしてTerminalで開いてくれるんです。

6. Fluid

http://fluidapp.com/

みなさん、Chatworkって使ってます? Slackって使ってます? Idobataって使ってます? どれもブラウザアプリとして提供されてますが、できればスタンドアロンアプリとして動いて欲しい、と思ったことありません? だって、なにか作業してるときに、Chatwork見たい、ってなったら、まずはCmd+Tabでブラウザに切り替えて、Ctrl+Tabでタブを切り替えないとたどり着かないんですよ? スタンドアロンアプリなら、Cmd+Tabで切り替えられるんですよ?

そんな俺のワガママを可能にしてくれるのが、このFluidです。任意のウェブページを、スタンドアロンアプリのように振る舞うよう、ラップしてくれます。ベースとなるブラウザはSafariのようで、普段Chrome使ってる俺はたまに不慣れさを感じることはありますが、スタンドアロンアプリとしては、全く違和感を感じないです。

また、お金を払って有料版にすると、UserScriptやUserStyleを設定できます。Chatworkみたいに、かゆいところに手が届かないウェブアプリは、もう自分でカスタマイズしてしまう、ということができるので、超便利。Chatworkはもっと使い勝手の方にリソース割いて欲しい。

7. VLC

http://www.videolan.org/vlc/

Macには最初からQuickTime Playerが入ってまして、mp4が主流の昨今では、大抵の動画は実はこれで再生できますし、トリムも簡単にできるし、超便利なんですが、やはりちょっとでも特異なフォーマット、たとえばFLVとかWMVとかだとやはり再生できないんです。そういう時の憂いを取り払ってくれるのがこれ。

ウェブ系の仕事してると、たまに「サイトに載せたい」という話で動画ファイルが送られてくるので、QTPで開けるかなーどうかなーとか考えずにさっさとVLCで開いてしまう、というのが定石です。ただ、使用してるライブラリの関係からか、WMVのシークがすごく遅いので、その時だけはイライラします。

あ、これでDVDも再生できますぜ。

8. Homebrew

http://brew.sh/

ちょっと趣旨とは違う気がしますが、Macで仕事するなら入れておきたいパッケージマネージャーです。特に黒い画面(CUI / Terminal )を使う人には絶対必要なものになります。

Macには、最初から多くのCUIコマンドが用意されているので、ある程度のことはそれで済むんですが、やはりもっと便利なCUIコマンドを入れたい、というときに、これを使って依存関係を自動で解決しつつ、いい感じに入れてくれるので助かります。

ちなみに俺が必ず入れているのは、"ffmpeg", "tmux", "imagemagick", "lv", "wget", "youtuble-dl"あたりです。


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