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歯科での憂鬱

長らく定期的にかかりつけの歯科でクリーニングをしてもらっています。
3、4ヶ月に1度でしょうか。

衛生士さんに歯茎のポケットの汚れや歯石を取り除き、機械でブラッシングしてもらうとサッパリしますね。

歯ブラシの指導もあるので、歯ブラシだけでなくフロスや歯間ブラシを使って磨くのは普通の生活となりました。

いいことばかりのようですが、この時は現実を見る機会でもあるんです。

いつの頃からか、歯茎が痩せ歯の根元まで露出し、歯と歯の間の隙間が大きく開くように。

歯磨きに力がかかり過ぎなこともありますが、退化(老化)が進んでいるんですよね、歯茎は誤魔化しがききません。

ショック…

食事の時に食べ物が歯に詰まることがグンと増え『だからおじさん、おばさんは食後に楊枝を使っていたのかー!』を体感しています。

割り箸の袋に楊枝が一緒にセットなこと
レストランのテーブルに楊枝が置いてあること

便利です、もう納得しまくりです。

もう一つの現実。
診察の最後に手鏡を渡される時間です。
歯のチェックのためですが、自分の肌の様子がよく見えます。

歯科の口元を照らすライトは特殊で明るく、普段見えないものがよく見えてしまうんですよね。
口元に毛があったり、毛穴が開いていたり、シミが増えていたり肌がよれているのが丸見え…。

普段は気づかないふりをしていますが…ここでまたショックを受けるわけです。

ハーっとため息をつき、席の脇ある壁掛けの鏡を見てニッコリ笑ってみる。
『見なかった、見なかった、大丈夫』

こんな場面がこれから増えていくのだろうけれど、その度にどんどん逞しくなっていくんでしょうね。

いえ、逞しくならないとやっていけません!

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