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#214 和歌山から金沢へ、石川県への義援物資と支援活動の最前線

1月5日 金曜日

和歌山ではなく石川県からのpodcast配信 - 義援物資の搬送と支援活動の現況

義援物資の搬送と支援活動

皆様、おはようございます。和歌山ではなく、今回は金沢から配信しています。友人からの熱い思いの連絡を受けて、昨夜から大量の物資を運搬しています。これらの物資を提供してくださった方々には深く感謝しています。特に、石川県にゆかりのある方からのお声がけで、色々な人に仕分けを手伝ってもらったことにも感謝しています。

石川県への思い
私の思いは石川県に深く、30年以上会っていない父の実家がある内灘や、私が生まれた金沢への特別な思いがあります。ただ、能登地方では一般車両の移動を控えるようにしています。また、受け入れ体制が整っていない場所への物資援助は避けましょう。

物資搬送の現状
現地では、道路の土砂でふさがり、物資が届いていない地区もあります。七尾市では、県外からの支援物資が届いていますが、搬送の人手が足りていません。市長はSNSで協力を呼びかけており、市役所では飲料水の配布が始まっています。

高齢者施設の状況
県内の約120の高齢者施設では、断水や停電の被害が確認されています。特別養護老人ホーム「エレガンテなぎの浦」では、地震後から断水が続いており、入居者の生活に大きな影響が出ています。建物には亀裂が入り、エレベーターも使えず、職員が階段を使って入居者を運んでいます。

物資輸送の遅れの原因
金沢市から珠洲市までの物資輸送には通常の2、3倍の時間がかかっています。この遅れの主な原因は、道路状況が悪いことに加え、夜間の走行が危険なため中止していることです。

被災地への一般車両の移動控制
石川県と北陸地方整備局は、能登地方への一般車両の移動を控えるように呼びかけています。これは、被災地での人命救助や復旧作業を妨げないための措置です。

自衛隊による救援物資の輸送
4日からは自衛隊による救援物資の輸送が始まりました。金沢市の石川県産業展示館では、国から用意された救援物資が自衛隊員によってトラックに積み込まれ、七尾市や志賀町に運ばれています。孤立集落へは、ホバークラフトやヘリコプターが使用されています。

北陸電力火力発電所の状況
北陸電力の「七尾大田火力発電所」は地震の影響で緊急停止しており、復旧の見通しは立っていません。しかし、管内での電力は他の発電所や他社からの調達で確保できるとしています。

緊急消防援助隊の活動
緊急消防援助隊は、4日正午までに25人を救助しました。倒壊した家屋を中心に救助や捜索を続けています。

その他の現地状況
・ドラッグストアやスーパーでは食糧や物資を求める長蛇の列ができています。
・焼け落ちた建物の確認や、被災した家屋での警察の救助隊による捜索活動が行われています。
以上が、現在の金沢からのpodcast配信でお伝えしたい内容です。被災地の状況は厳しく、一日も早い復旧を心から願っています。

今日は夜から重要な会議がありますので、気をつけて帰路につきたいと思います。
それでは、また明日。


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