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【kkk】かたちになる


こんにちは!M2大川です。

【kkk】研究室(K)のかわいい(K)カーテン(K)を制作するプロジェクトについての活動報告をお送りします。


前回のあらすじ

先週は、剪定した布の端部を処理する作業を進めました。地道な作業ですが、この仕上がりが完成度にかなり影響してきます。全部で4箇所あるカーテンのうち、このカーテンが一番に形になりそうです。プロではない自分たちにできる作業範囲で、如何にいいものにできるか、模索中です。

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詳しく話している前回の記事もぜひ!


今週の作業

ここから、今週の作業についてお話ししていきます。今回は青と黄色の2箇所のカーテンについて作業を行なったので、ややこしくならないように全体像を置いておきます。

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青部分のカーテンについて

1.布の端部処理-完-

先週に引き続き、布の端部を処理するところからスタートしました。作業の流れ自体は先週と同じなので、みんな手馴れてきています。

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裁断中の布。現状ある全ての端部処理を終わらせました。


2.レールに下げる

続いて、縫った布をどんどんレールに下げていきます。

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用いたのは、シンプルなステンレスのクリップです。様々な布の下げ方がある中、可変性と施工性、素材との相性を考慮してこちらを剪定しました。

クリップにどのように挟むかを変えるだけで、布の見え方が大きく違ってきます。例えば上写真のように少し折り重ねてみると、、

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縦にひだができ、全体がふわっと見えます!この折りの幅や向きによって裾の形やひだの大きさが変わります。寄せた状態だと、向こう側も程よく隠れますね。風を含んだ裾がドレスのようでとてもいいです。裾には小さなステンレス球を重りとして仕込んであります。

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広げるとこんな感じ。どれくらい折ってどれくらいのひだ・ボリュームを作るかは、ここからスタディしていく予定です。ひとまずここはかたちになりました!


黄色部分のカーテンについて

1.布の選定・確定

青部分のカーテンが下げられたところで、2つ目のカーテンにも本格的に取り掛かります。以前から布の選定はスタディしてきましたが、今回やっと布を決定しました。それが、こちら。


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ダークシルバーのメッシュオーガンジーです。青部分の布もオーガンジーですが、こちらはより硬く、しゃりしゃりした手触りが特徴です。硬い分、厚さも重さもこちらの方があります。比較してみると、ツヤ感もこちらの方がギラギラした感じがありメカニカルな印象です。

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2.布のまとめ形状の検討

布を決定したところで、布のまとめ方の検討に入ります。というのも、黄色部分のカーテンは本棚と干渉するため、それに伴うもの・行動との関係を考慮する必要があるのです。

これまでは、ハトメを用いてたくし上げたり、一部折り返したりして処理する(下写真)など、様々なパターンを検討していました。

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そして、最終的に、

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いわゆるカーテンの形状に見えるような、布中央の1点でまとめる方法に落ち着きました。布の幅とアングル本棚の間隔がちょうど同じくらいだったので、本棚の縦材に合わせて固定します。


3.なにでまとめるか、の検討

続いては、なにを使ってその形状で留めるかの検討です。皆さんのお部屋のカーテンだと共布のベルトがついていることが多いと思いますが、本当に様々な方法が考えられます。共布で結ぶ、他の布で結ぶ、ロープで結ぶ、、などなど。上写真では、ちょうど研究室にあったバックルベルトを用いて留めてみています。他のアイデアとして、マグネットで留める案も今のところ有力です。

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メカニカルな布と生活感のあるマグネットのアンバランス感がいいです。

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こちらも研究室にあった強力磁石。メカ感が増しますね。


これに関してはまだ検討中ですので、引き続き色々試してみたいと思います。


あとがき

前回のnote記事にもありましたが、「とりあえずやってみる」という雰囲気は私たち門脇研究室特有の、面白い特徴だと実感しています。普段第3者の声を聞く機会もなかなかないので気づきにくいのですが、構成員の作ったもので溢れている研究室なんてそうそうないですよね、きっと。

ひょんな好奇心から始まったこのカーテンプロジェクトも、徐々に形が見えてきました。来週は引き続き留めの検討と、その他の2箇所の材料検討を進めていきたいと思います。


ここまでお読みいただき、ありがとうございます。ではまた!




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