KKL 20231016 研究室会議レポート

KKL 20231016 研究室会議レポート

こんにちは、B4の山縣です。

■はじめに

つい最近研究室に配属されたかと思えばあっという間に季節は秋、現メンバーで過ごす門脇研での日々も半年を過ぎました。

本記事では、本日の研究室会議の様子をレポートするとともに、私から見た構法計画研究室の実態を少しでもお伝えできればと思います!

■共有可能かつ、交換不可能

まずは、来週に迫る研究室説明会に関してです。

M1の先輩方の手腕によって着々と準備が整ってきているようですが、本日はそのシミュレーションとして、説明会の内容の共有が行われました。

説明を聞きながら、私としては一年前のわくわくを思い出しつつ、改めて門脇研のコンセプトやミッションを再確認することとなり身の引き締まる思いでした。
手の込んだ説明会でお馴染みの門脇研、今年もきっとすごいです。お楽しみに!

度々 “個性豊か” と評される門脇研ですが、その真髄は当研究室のミッションのひとつである『共有可能かつ、交換不可能な思考』にあると私は見込んでいます。 

ここでの研究は、各々の好きなものや興味のあることから出発するため、バリエーション豊かなテーマが集まります。
どんなものにでもおもしろさが潜んでいる。とにかくすべての物事には成り立ちがあり、それをいかにしておもしろがるかということが我々のミッションだと私は解釈しています。

誰もが持っている交換不可能なおもしろさを共有可能にする。
そのために、他者の持っている興味を許容し尊重する環境がここにはあります。
これが “個性豊かな” 門脇研を支えている思考なのではないでしょうか。

すべての、つまらないと感じる物事はこちら側の感受性不足に起因します。
つまらない大人になりたくない!そんなあなたにおすすめの研究室がこちらです。

■ “つくりかた”  をデザインし “みかた” をつくる

さて、本日の個人発表の話に移ります。

本日は修士研究についての発表がメインに行われました。
B4の発表の週よりも少し緊張感を増し、専門性の高い議論も行われています。
特にM2の先輩方は、中間発表を経て、より具体的かつ実践的な内容に踏み込んできている段階です。

さらに今回は研究内容だけでなく、図版の用い方や章立て、フォーマットに関する検討案など、アウトプットに関してのアドバイスも増えてきた印象があります。

先述したように、あらゆる物事にはおもしろさがあるわけですが、それを他者に向けて発信するには伝わる表現が必要です。
分かりやすいアウトプットは、伝えるための“見方”を提示することであり、一緒におもしろがってくれる“味方”を増やしていく手段となり得るのだと思います。
『“つくりかた” をデザインし “みかた” をつくる』 これも門脇研のミッションのひとつです。

私たちB4の向かう卒業設計においても、表現の細部にまで気を回しておかねばと意志を強めました。

■さいごに

長々と展開してしまいましたが、確かなのは門脇研はとっても楽しいということ!
私自身もまだまだ知らないところがたくさんありますが、知れば知るほどおもしろいことがどんどん出てくる、不思議な研究室でもあります。

そして1ヶ月後にはベトナムへのゼミ旅行が待っています!
その前に、B4の我々には卒業設計の中間発表も迫ってきました。残り少なくなってきた時間を無駄にしないよう、奮闘する所存です。

研究室の空気にも、少しずつ冬の気配が感じられるようになりました。
みなさん体調には気をつけて、暖かくして寝てくださいね。
それでは。

B4 山縣


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?