KKL20220622 研究室会議レポート

初めまして、今週の研究室会議のレポートを担当するM2の八木沢です。
よろしくお願いします。

もう気づけば6月後半に入り、2022年の半分が終わったと思うと1年が早く感じますね。個人的に振り返ると、この半年はプロジェクト活動、個人活動などすごく充実した時間を過ごせているなと思い、それを糧に卒業まで突っ走っていきたいと思っています。

門脇研はやりたいこと・興味があることに貪欲で、研究室内のプロジェクトも構成員が外部からプロジェクトを持ってきて取り組んだり、共通した興味からプロジェクト発足に繋がるなど、挑戦することにすごく積極的な人が多いなと感じています。また、門脇研での1年を通し、常に研究室では誰かしらが作業だったり、会議・議論している日常があり、いつ研究室を訪れても寂しくない環境に慣れつつも、改めてそこも門脇研らしさでもあるのかなと思っています。そんな日常の中で研究室会議は週一回ペースで行われ、それぞれの興味(研究)の他に、プロジェクト活動や個人活動などもみんなで議論する場となっています。そんな研究室会議のとある1日をレポートしたので、最後まで読んで頂けたら嬉しいです。

今回の研究室会議は運営方針→各プロジェクト進捗状況→個人発表の順で進められました。

まずは研究室全体での議論です。

今回はgpz、iksの進捗共有とゼミ旅行、前期納会について話されました。特にゼミ旅行では、今年は長崎県壱岐の島に決定しました。これから内容をつめていくことになりますが、旅行を楽しみながら、いつもとは違う空間でゼミも行われます。今回はゼミを早朝か夜どちらで行うかやどこで食べるかなどが話されました。去年も早朝からみんなでヨガをしたり、温泉でゼミを行ったりと色々な企画があったので、今年もどんな旅行になるか楽しみです。特にB4は卒業制作で迷う時期かなと思うので、いつもと違う空間の中で議論することでまた新たな発想に繋がっていけるようなゼミ旅行になればいいなと思います。

ここからは個人発表です。
今回はB4(4人)→D(2人)→M2(4人)→M1(2人)の順に発表が行われました。

B4は段々とネタが集まってきて、迷いながらもリサーチをしながら深めていっている印象でした。それぞれテーマも独自性があり、今回だと「ものと建築」で房野くんが実家にあるものを平面的に可視化させ、どのぐらいのものの中で暮らしているかのリサーチを行ってきてくれたり、「喋らないものによるコミュニケーション」から松波さんが実際に都市の中・街の中から対象を選択し、独自の分析方法でリサーチしてきてくれたりと、自分でリサーチした結果を基に研究室での議論に結びつけていました。それぞれまだリサーチ段階で、ここから問題意識や手法等に結びつけていく中で、1人だと煮詰まりやすい考えを構成員それぞれの視点を借りながら、深めていけるように研究室会議での議論を活性化させていけたらいいなと思います。また、他の人と比べたり、思うように進まずに焦ることもあると思いますが、自分のテーマと1年間じっくり向き合いながら、卒業設計を楽しんでほしいです。

D・M2の発表では、それぞれの研究内容の進捗状況を共有してくれました。D・M2はともにかなり深まってきたプレゼンが多く、研究内容も新興木工造や看板建築、リユースなど幅広い分野の発表を聞き、学びながら楽しませてもらってます。日常でも街歩きをする時に看板建築を知らないうちに探してしまっていたり、大型木造みると写真撮っちゃうなど、同期に影響されてるなと思う節が多くてそれもまた面白いなと思います。前期も残すはあと2回の発表で、自分の研究の進んでなさに焦りつつも、しっかりとスケジュール・タスク管理しながら進めていきたいと思います。がんばりましょう…。

M1は修士研究に向けたテーマを模索している段階なのかなと感じます。文献調査の他にも自分の興味をもとにプロジェクトやコンペなどに手を出して、研究の方向性を決めていく道もあると思うので、とりあえずM1の1年は自分の軸を持ちつつも色々なことに挑戦してみる期間にするのがいいのかなと思いました。修士論文が多い門脇研の中で、今年のM1は修士設計を視野に入れている人もいるので、どんな研究の方向性になり、どんなアウトプットになるか今から楽しみです。

最後に。

私は昨年から門脇研に入り、最初は研究室会議の雰囲気から進み方まで驚くことも多く、ずっと緊張していたのが懐かしく思います。昨年一年を通して感じた門脇研の強さは、先輩後輩関係なく、それぞれの発表に対して、様々な分野に興味を持った構成員からの視点で繰り広げられる議論があり、そこから取捨選択をしながら自分のモノにしていくことができることだと思います。また、研究室会議以外でも、同期や先輩後輩がそれぞれの研究に対して相談したり、議論している様子をよく伺い、この環境をこれからも大切にしていきたいなと思います。

まとまりが無いまま、長々と文章を書いてしまいましたが、ここら辺で今週のレポートは終わりにさせて頂きます。お付き合い頂きありがとうございました。

では…。


M2 八木沢翠


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