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2020.07.01.研究室会議レポート

こんにちは〜

今週の担当のM2伊藤です。

諸事情で順番が前後しています...悪しからず...


今回は中国から見学の方がいらっしゃいました。

今年度から中国から留学生のシンくんが入って、いよいよ門脇研も「守備範囲、地球。」が現実になってきました(?)

昨年の研究室配属の際のポスターです。

研究室に吹く新しい風は、いい刺激になってます。

さて余談はこの辺にして、早速ゼミを振り返っていきます〜


・stk

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4年生が行っている門脇研ステッカー及びSNSアイコンのプロジェクト。毎週進捗が共有されているわけですが、先週に引き続き事例研究に終始しすぎてて、そこからどうデザインしていくかのビジョンやコンセプトが定まっていないのでは、そろそろデザインすべきではという厳しい指摘が。

リサーチはリサーチでもちろん大事ですが、それとデザインが乖離していてはいけないわけで、両者がうまくdevelopし合えるのが理想なのかなと思います。「門脇研を象徴する具体的なモチーフを用いずとも門脇研を表すようなものを」という、抽象的な難題が出されているわけですが、次回以降は具体的なスタディー案が出てくるのを待ってます!

これは卒業設計においても言えることで、自分の反省でもあるのですが、恐れずにゼミの議論の場でどれだけ具体的な成果物を持ち出して議論できるのかが、最終的なクオリティや強度に大きく関わってくるのは間違いないです。

僕もダサいもの、かっこ悪いものをみんなの前に晒したくないと思ってずっと日和ってしまっていたのですが、本当はそれが一番かっこ悪いことで、どれだけみんなの前で恥をかくことができるかが勝負です。

最初からかっこいいものを作れる人なんていないので、恐れずにどんどん俎上に載せてほしいなと思いました(中にはいるかもしれないですが)。

stkも卒業設計も、どんどん具体的な案やスタディを見れるようになるといいと思います!特に後期の卒計はそうなるのが理想だと思います。

それは論文も同じですね...自戒...


・ncm

これは研究室のプロジェクトではないのですが、某M2のメンバーが行なっている実施のプロジェクトの現場の様子が生中継で伝えられました。僕も一度現場に手伝いに行ったのですが、同期がこうして設計・現場管理をしているのは、頼もしくもあり良い刺激です。


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まだあまり具体的なことは言えないのですが、完成したら何らかの形で発表されるかと思うので、みなさんお楽しみに〜


・個人発表

最後は個人発表について。

今年の卒業設計の発表を聞いていて個人的に思うことは、良くも悪くもリサーチがとてもしっかりとされているということ。特に、実作が事例として上がってくる場面が多々ある気がします。なかなか街に出にくい状況下であることも少なからず影響しているのかも。

リサーチはあくまである問題に対する分析や解決方法としてあるわけですが、卒業設計は問題そのもののフレーム設定を自分でしなければなりません。

設計課題と大きく異なるのはその部分で、そのハードルをうまく乗り越えられない人もいるかもしれないですが、ポジティブに楽しんで、存分に悩めるといいと思います。

卒業設計といえば、敷地を設定して、足を運んで調査してコンテクストを読み取って、設計をして、みたいなある種の当たり前の道筋があるかと思いますが、この状況下だからこそ場所にとらわれない在り方を考えてみるのも一つかもしれません。

現に、一人暮らしの人は帰省して実家にいながらオンラインでゼミに出たり、あるいは海外の大学のレクチャーに出たり、今まで足を運ぶことでしか実現しなかったことが、変わりつつあります。

震災後に震災関連の卒計が増えたように、流行っぽくなってしまうかもしれませんが...


・まとめ的な何か

前期も残り少なくなってきました。

zoomでの会議にも少しずつ慣れてきて、司会を2人でやってみるなど、運営面でも試行錯誤しながら行っています。ボケとツッコミの役割をロールプレイできると議論に広がりが生まれそうですね。

あと、実験的にzoom上のプロフィール写真に自分のzoomのスクショなどを設定して会議を行ったのですが、とてもいいなと思いました。大人数だと重くなってしまうので、今までは司会や発表者のみビデオをオンにして、それ以外の人はオフで黒い画面に名前が出ているだけの少し殺風景な感じでしたが、あたかもビデオをオンにしているかのような写真を設定することで、顔が見えて話をちゃんと聞いてもらえているような感覚になりました。

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オンラインで顔が見えないと、届いているか分からず、不確実な何かに向かって話しているような不安に狩られることが多々あると思うのですが、写真だとしてもそこに人の顔があることで、話す側の心持ちが変わるのは不思議な感覚でした。


そんなこんなで、後期の授業形態もどうなるか分からないような状況下ですが、自分たちなりの楽しみ方と乗りこなし方で、気を引き締めて前期ラストスパート頑張りましょう!!


M2 伊藤



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