2020.0805.研究室会議レポート

こんにちは。

今週の研究室議事録レポート担当のB4渡邉麻里です。前期のゼミは全てオンラインでしたが、後期もオンラインを継続するということだったので、早く皆さんと対面でお話しできる日が来ることを願うばかりです。前期の授業は終了しましたが、夏休み中も気を引き締めて頑張りたいと思います。拙い文章ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

それでは、8月5日のゼミを振り返っていきます。


まず、プロジェクト発表について。

今回は、B4でおこなっている研究室のステッカー・SNSアイコンデザインプロジェクト 「stk」、M2の先輩2名が外部企業と共同で個人的に携わっている実施設計・施工プロジェクト「ncm」の進捗状況の報告がありました。


●stk

stkは、具体的に考えてきた3案(画像:左から順にホログラム、コミック80sカラー、コミック手書きモノクロ)を発表しました。

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ステッカー・SNSアイコンデザインのコンセプトは、「門脇研の身近なものから少年的幻想を見出す」で、門脇研の身近なもの(道具など)を過剰に描写・集合させることで一つのグラフィックを作り出しました。

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私はホログラムシール担当でしたが、デザインを考える上で1番難しかったのことは、色やホログラムの全体的なバランスと道具の集結の仕方でした。どうしたら1つ1つの道具それぞれのかっこいい部分が見えつつ、個々の道具が目立ちすぎず、全体として迷彩模様のようになるのかについて、試行錯誤しながら道具の配置を考えました。

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3案(ホログラム、コミック80sカラー、コミック手書きモノクロ)ともどれもデザインとしてかっこいいものができたと思うので、作成したシールが手元に届くのが楽しみです!道具のロゴ部分に、門脇研にまつわる文字を入れているので、見つけてみてください!

また、先日おこなった会議で、先輩方から様々なご意見やアドバイスをいただきました。現在、先輩方からのアドバイスをもとに、B4でシール発注に向けて案を少し修正しているところです。

このプロジェクトを通して、遠隔でのモノ作りの難しさを痛感しましたが、B4の中で様々な部分を助け合ったり、自分にはない考え方や意見を共有できたりしたため、とても有意義なものでした。

B4の家具プロジェクトについても、プロジェクトの立ち上げをしました。コロナでなかなか作業ができない状況ではありますが、遠隔での共同制作を考え、みんなで引き続き頑張りたいと思います。



●ncm

ncmは、残工事についての報告でした。毎度発表を聞いていて、実施設計や施工の大変さが伝わってきます。真っ白な空間の中にボイド缶の家具や壁付けのキャットステップなどが設置されており、家具が空間のアクセントになっているなと感じました。写真では子猫がそこで遊ぶ姿も見れて、可愛かったです。

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お店はオープンしたとのことだったので、是非行ってみたいです。



次に、個人発表について。

今回はB4の塚本、虎戸、成定、本多、渡邉、M1の中澤、根本、古田、村上、M2の佐塚、十文字、鈴木の発表でした。

卒業設計に取り組む身として、B4の発表について少しだけ書きたいと思います。妖怪や映画、アップサイクルなど、それぞれ興味の方向はバラバラです。中でも虎戸の「建築を腐らせる」という考えは、私自身分解や発酵について興味があるということもあり、毎度発表を興味深く聞いてます。建築が腐っていくなかで、どのように居住空間としての居心地の良さを確保していくかについても考えないといけないと思いますが、自然循環や産業循環、時間による変化や人間や自然環境が及ぼす作用など、様々なことが関連する、とても発展性のあるテーマだなと感じています。今後の状況がどうなるか全く分からない中で不安しかありませんが、沢山悩みながらも自分が納得するテーマを導き出し、出来る限り頭と手を動かして、自分なりの手法や考え方を提示し、自分の案が魅力的かつ分かりやすく伝わるような戦略をしっかり練っていきたいです。


最後に、ルームツアーです。

今回はM1の中澤さんの担当でした。お部屋の改造をされていて、家具の色味もグレー系に揃えていらっしゃいました。色味がほかの家具とあっていなくて気になるものは自分で色を塗り直したいとおっしゃっていたので、また機会があれば見せていただきたいです。


今回のゼミレポートは以上です。前期ゼミお疲れ様でした。今年の夏休みは例年とは異なりますが、感染防止対策をしっかりしながらも、リフレッシュして、自分たちなりに生活の仕方を工夫して、この状況を乗り越えましょう。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

B4 渡邉麻里

#研究室会議レポート #門脇研 #構法計画研究室


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