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引っ越しシーズン【不動産事業①】

不動産事業を行っていると、必ずやってくるのが、この季節。空室が出て、その後の作業が出てくるのだ。

全く、ない年もあるが、だいたい1室は出てくる。

そうなると、大家業の仕事が始まる。不労所得といえども、いくらか忙しくなるのである。

面白いことに、確定申告の試算表が税理士さんから送られてきて、ホッとしているときに、必ず、この手の連絡が入る。

日頃、不労なのだから、感謝し、改めて新賃借人を探そう。と思いたいが、多々、作業が必要な場合は、終わるまで気持ちは落ち着かないのが現状だ。

今回は、特に、長く入ってくれていたカップルが出るということで、退去後リフォームが必須だ。(他に2室、1Kが空いてOMG)

自分の家のリフォームだと楽しくなるが、賃貸でどこまで今回やるか、オーナーの力量と判断なのだ。

ただ、メリットはあって、一度きれいにしてしまえば、賃料は少し高く設定できるし、次も決まりやすい。

なので、一年分ぐらいの家賃の差額で賄える、プラス何か保険は使えないか?と考えれば気分は上がる。

しかも、この時期、動きが多いということは、入る人も探している人も多いからチャンスでもあるのだ。

前向きに考えて、次の人が決まり、業者さんから、

「契約できそうです!」

と、連絡があると、本当に嬉しい。

もちろん、その分賃料が入るということもあるが、自分の所有する物件を気に入ってくれたんだ!ということのほうが、幸せ感がある。

家は、本当に大事な場所だ。いくらいいカフェやホテルがあっても、帰るところがあるというのは幸せだと思う。

その場所を提供していることに社会貢献できていることも、私が不動産事業を行う一つの大切な理由になっている。

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