私のお気に入りのもの① ポップコーン
私は去年アメリカにいた。
どんなとこだろうと来てみたけれど、
なんだ日本と大体変わらない。
スーパーのきのこの種類は少なくてなすびの皮はめちゃんこ固いけど
それ以外大体同じだし運よく悪い目にも合わなかった。
数ヶ月過ごす内に街や大学にも慣れてきた。ただアメリカの中でもまだ人種差別が残る地域だからたまには差別をされた。これも経験と思えば辛いと感じなかった。
日々徒然に生きている中で気に入ったものがある。
こちら、レンジで調理できるポップコーン(とてもおいしい)。写真のポップコーンは私が一番お気に入りのオービルおじさんのポップコーン(勝手な呼称)。アメリカのスーパーにほぼ確実に置いてるといって差し支えない王道商品である。
私は小さいころからしょっぱいポップコーンが好きでよく食べていた。高校生の頃は主食の勢いだった。体重超増加期を経てそのラブは下火になっていたけどアメリカで再燃。
日本にもポップコーンの袋菓子はあるし、インスタントに作れるものもあるけどはっきり言ってアメリカとは比較にならない。ポップコーン好きからしたらアメリカはポップコーン天国である。
なんといってもポップコーンへのアクセスが抜群にいい。どこでも簡単に安くポップコーンが大量に手に入る。皆ポップコーンが好きだからポップコーンをぼりぼり食べていても奇異の目で見られない(私の日本の友人は引いてる)。電子レンジのボタンに「Pop corn」とインスタント用の機能が備わっている。ポップコーンがアメリカ人の嗜好品として広く愛されてることがうかがえる。
アメリカがポップコーン天国な理由はそのアクセスの良さだけではない。最強に魅力的なのはそのフレーバーラインナップだ。
王道のチーズ・BBQとシンプル味である。チーズはこだわりの2味展開でアメリカ人のチーズへのラブをびりびりと感じる。濃い味好きのアメリカ人に無味ポップコーンの需要があるのかと思うかもしれない。それについては後ほど触れよう。さてこの4つの味もすごくおいしい、のだけれど
のだけれど、
アメリカのポップコーンの真骨頂はここではないのだ。
真骨頂はバター味。
オービルおじさんではバター味だけで複数の商品が展開されている。以下参照あれ。
・Butter (基本のバター味)
・Light butter (少し控えめ)
・Buttery (めためたにバター味)
・Ultimate butter (バターonバターの勢い)
・Movie theater butter
・Pour over movie theater butter
上4つはバターの量が異なる商品であり基本の味は一緒だ。ただのbutter味でも十分バターなんだけれどバターを愛する者たちのためにさらにテラテラなバター味を用意してくれている(他のメーカー商品にはButter loverと銘打った商品もある )。
気になるのは下2つに枕詞のようについている"Movie theater"ではなかろうか。これは要するに「映画館の ポップコーンと一緒の味だぞ」というのが売りの商品なんだけれど本物のバターを使っていない。日本はどうか分からないけれど、アメリカの映画館はポップコーンにバター味のオイルをかけて販売している。それが本物のバターに負けず劣らず美味しい為こんな商品があるのだ(他メーカーも同じ名称で販売している)。めっちゃ(バターへの)ラブ強くない?
以前顔見知りのアメリカ人が ”Popcorn with butter or butter with popcirn(ポップコーンにバターをかけるのかバターにポップコーンを添えるのか)"という名言をさらりと言っていた。アメリカ人にとってバターとポップコーンの結びつきは強いようだ
ちなみに先ほど既出のシンプルポップコーンの需要とはマイカスタムをしたい人向けである。ポップコーン用のふりかけがスーパーのポップコーンコーナーには存在する↓
ポップコーンを美味しくしようとする向上心の高さに脱帽する。
ポップコーン大国でずぶずぶとポップコーンを食べたためにポップコーンへのラブ再燃、そして陰りは見られない。日本に帰ってきた今も大量に購入してきた在庫をポンポン言わせては無心で食べている。今度行くときには新しいメーカーのものも買ってレビューしたい。ちなみに日本のポップコーンも大好きです。フリトレイ万歳。
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