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アガベ 品種紹介(Choritepalae節)

 このグループに所属する品種は少ないですが、アガベにしては優しい印象を持つ特徴的な品種ばかりです。上記は夏場の屋外管理中のブラクテさん(画面中央付近です 隠れて葉先しか見えない)。葉型と葉色が特徴的なのがよくわかります。

ブラクテオーサ bracteosa

 黄緑色の細長い葉を展張する種類です。このグループにしては耐寒性があり、寒気にあたってもあまり葉が傷むことはありません。成長も早く、発芽さえすれば育成は比較的容易です。夏場の直射日光は苦手なようで、半日陰で夏越しをしました。
 グループは違うのですがビルモリニアナによく似ています。ビルを少し小型にして葉を固くした感じでしょうか。

播種から2年の株。個体差はほとんどなく10株ほどありますが皆同じ感じです。
笹の雪グループに交じって育成中の画像。色の違いが明らかです。
発芽後数か月のブラクテオーサ。明らかに他のアガベとは雰囲気が違います。

エレミーティアナ ellemeetiana

 黄緑色が目立つ品種で、アテナータよりも僅かに厚い葉で、申し訳程度の鋸歯を有します。トップスピンもあり、油断すると刺されますが被害はわずかです。とても寒さに弱くちょっと寒気にあたるとすぐに葉が傷みますが、芯まで枯れることはなく春になると復活することもあります。意外と耐陰性もあるようなので室内管理が良いのかもしれません。

播種から2年目の株。昨冬の寒さで落ちました・・
あまり興味のなかった株なので・・アロエの右側にあります。左はミティスかな
発芽後約半年の幼株。明らかに他のアガベより成長が早いですが、すでに葉先が傷んでます。

グイエンゴーラ

 育成しようと思い幾度か種子を購入したのですが、いずれも発芽せず、発芽しても明らかに別種のようで、「本物」のグイエンさんはまだ生育したことのない品種です。ネット情報によれば厚い葉を展開する大型種のようです。いずれまた挑戦します。

グイエンゴラで入手、発芽育成したけど、どうみてもアテナータですよね

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