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アガベ 品種紹介(Filiferae節)
このグループも種類は少なめです。どの種類も葉は細めで先端のトゲがとても痛いものばかりです。ジェミニフローラはやや大きくなるもののそれ以外は小型の種類で、室内で愛でるのが良いかもしれません。フィラメントという白い糸状のものが葉の周りに現れるのが特徴的なグループです。
どの種類も耐寒性はあり、越冬は容易です。上の写真は播種後半年程度のムルチフィリフェラです。
フィリフェラ filiferae
このグループの代表品種。乱れ雪という和名がつけられているようで、当初は無印を育成していましたが、昨年からコンパクタというバリエーションを育て始めました。まだ違いが出るほどまでは成長していません。
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ジェミニフローラ geminiflora
他の種類に比べると葉幅がさらに狭く、丸い棒状で展開します。葉先のスピンはとても鋭く株もとに手を入れるのが恐ろしいため植え替えの際は注意が必要です。
フィラメントの量が個体により異なり、多めのものやあまり出ないものなどがあります。
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根の張り方が尋常ではなく、この株の植え替えは根鉢を崩すのに苦労しました。
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ムルチフィリフェラ multifilifera
フィリフェラにそっくりです。葉の色味が少々緑っぽいような気がしますが明瞭な違いは判りません。
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シジゲラ schidigera
フィリフェラに比べると葉が短く葉の中央の筋がやや不明瞭になるようですが、並べて比べてみないとわからない程度の違いです。
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コリマナ colimana
これもそっくりさんではありますが、フィリフェラ、ムルチと比べるとちょっと雰囲気が違います。より優しい印象を受けます。
発芽率が悪く、2株しか育成していません。
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