映像コント『いつでもそこに』(2005年)の解説

※※ どうぞ動画を見てからお読み下さい ※※

映像コント『いつでもそこに』
脚本・演出 高山 銀平

2005年6月 カカフカカ企画第14回本公演『サザエ3』にて上演
(カカフカカベストコント迷走編に収録)


前回の解説で少し登場しましたカカフカカ企画の創設メンバーS氏がポツリと言った

「いつでもそこにって言うけどさ、このピエロがいつもそこにいたら恐怖でしかない」

この一言がきっかけでした。

今となってはカカフカカ企画の公演では良くやります、
《僕が客席に座って傍観者となり、舞台上の出来事につっこみを入れる》
という形を始めてやった公演で、
僕の役がテレビを見ているという設定の話でしたので、
この映像はその幕間に流れるCMという体で一つずつ別々に流していました。

これよりカカフカカはこの恐怖のピエロのキャラクターを映像で多用しましたが、
数年前にどこぞのライターさんから電話取材を受けたことがあるのですが、彼曰く、今YouTube上に多数存在するドナルドのMAD映像はこれが起源で、
日本のマク●ナルドのCMからこのキャラクターがフェードアウトしたのはそれらのせいであると、、、

これが事実なら大変なことをしてしまった、、、

※上の記事はそのライターさんの記事ではないですが、Twitterでどなたかに教えて頂きました。

いやいや!子供は皆深層心理では恐怖を覚えていたって!
だって日本ではピエロって全然お馴染みじゃないし!

10年ほど前に当時の有名サイトだった『p●a!』さんにこの映像を投稿したところ、
すぐに人気に火が付いたのですが、『日本マク●ナルド協会』の顧問弁護士という方から連絡があり、
「消さないと法的手段も辞さない」ということでしたので急いで服従したことは今では良い思い出です。

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