コント『講座』の解説
コント『講座』
2021年1月 カカフカカ企画コントライブ『カカフカカPHOENIX』にて上演
(『カカフカカPHOENIX Blu-ray』に収録)
エジソンは電球を発明し、キュリー夫妻はラジウムを、野口英世は黄熱病の病原体を発見しました。
ならばあなたは何を?と問われたとするなら、
『渡瀬幹事長、私感じちゃう』
というダジャレを発見したのだと、僕は胸を張って答えたいと思います。
紆余曲折ありました『カカフカカPHOENIX』からもう半年が経ちました。
遠い昔のように感じます。コロナの蔓延る世界は時間感覚を大いに狂わせます。
マスクをしてなかった頃が上手く思い出せません。
何も付けない口元が下着姿を見られるくらいの感覚に思えます。
今回はそのPHOENIXから《これでなくてはならなかったのか》というものを選びました。
(チャンネルの動画のうち、コントと映像の再生回数の差が余りにありまして、どうせ母数が少ないのならば数少ない貴重な常連視聴者の方のために《味の濃いものを》という次第です)
PHOENIXは二度の中止を経て、感染症対策のために派手な演出を封じざるを得ませんでした。
用意していた台本の多くが使えなくなり、苦肉の策でしたがオンライン演劇用に創作したものを舞台用に作り直したのでした。
それが今回のコント『講座』シリーズです。
(オンライン演劇は舞台ができないからこそ作ったものだったので、本来の姿に戻してあげたとも言えます)
お陰で『せをはやみ』の主役の二人も出演させることが叶いました。
岩下夫婦のその後はどんな形でも描きたいという気持ちがありましたので感慨深かったです。
以外のURLは元ネタのオンライン演劇の動画です。
『好感度アップ女子講座⑴』
https://youtu.be/JjmHCUC7VhQ
『好感度アップ女子講座⑵』
https://youtu.be/taGGh0_DZBQ
このネタを初めて見て頂くのでしたら、実はこちらの方がお奨めだったりします。
何十本も並んでいるうちの一つでは雰囲気よりもテンポを重視しなくてはなりませんが、こちらの映像では講師の彼女のねっとりした怪演がたっぷりご堪能頂けると思います。
常に名指しされる受講者の女性の困った演技にもご注目ください。
あ、あと、ただ聞いていればいいだけなのに笑いを堪えきれない受講者の一人にも是非。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?