映像『実写ドラゴンボール』(2005年)の解説

パロディ映像を流し始めて三回目の公演でついに映像合成に手を出し始めました。
これが格段に手間がかかるのでした。
撮影している時間よりも圧倒的にパソコンでの作業が増えるのです。
(映像編集ソフトも進化し今では素人でも映像合成ができるようになりましたが、当時はこんなレベルでも結構すごかったのです)

今でこそ編集を自分で始めた僕ですが、当時編集は全て技術班に投げっぱなし、
出来上がりを見て偉そうに直しの注文を言うだけの名ばかりの監督でした。
(技術班のお二人には何もかもを向けて寝ることができません)


撮影場所は『実写にんげんっていいな』でもお世話になった新宿区のとある公園です。
(ってことはまさかあのドブ川がまた、、、)

実写ドラゴンボール.mp4 - VLCメディアプレイヤー 2020_04_28 9_01_39

映像技術は確かに上がったかもしれませんが、衣装の再現度がまだまだ足りていません。
(なぜここも頑張らなかったのだ)

上の画像の真ん中の青い髪はブルマなのですが、
一瞬しか映らないのでカツラを買うのは勿体ないということになり、
青いビニールテープをポンポン(応援の時に使うやつ)のようにしてガムテープで頭にくっつけたのでした。

両側の二人(二匹?)については触れたくもありません。

実写ドラゴンボール.mp4 - VLCメディアプレイヤー 2020_04_28 8_29_10

この怖いんだか面白いんだか脳が混乱する恐竜については頑張った方だと思います。
ただ目が見えない仕様なので、女性スタッフが撮影場所まで手を引いて連れて行くその様が余計に怖さを増長してました。

実写ドラゴンボール.mp4 - VLCメディアプレイヤー 2020_04_28 8_29_31

はい、やってきましたドブ川の登場です。
神龍が雲海から出現する様子です。なかなかに笑えます。
もう慣れたものでしたので、恒例の僕自らの実演はしませんでした。
(もうこの時期はメンバーの皆誰も疑問などを持たなくなってました)

実写ドラゴンボール.mp4 - VLCメディアプレイヤー 2020_04_28 8_29_45

最後のシーンです。
人間の大きさを弄るだけで、なぜこうもバカっぽくなるのでしょうか。
元気がない時にこれを見るといいです。


完成品を見せてもらった時は題材が題材なだけに、
子供のころから憧れてたキャラクターたちが躍動(?)する様に皆で感動しました。
その感動のせいで、この先メンバーたちがより深淵なる地獄に堕ちていくことになってしまうとは、、、


追記
どこのどなたかが勝手にアップしたこの映像は
(残念ですがもう削除されてます)
2009年頃のYouTubeで200万再生ほどされていたことが判明しました。
(当時の自身の日記より)

原因はこれです。

画像5

2009年春に公開されたこの映画のトレーラーを探すために
『ドラゴンボール 実写』
と検索した人がまんまと罠に引っかかったのだと推測されます。

ただ、この映画よりも我々の実写ドラゴンボールの方が面白かったとかそうでないとか、、、

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