MacでPython環境構築(Sonoma)

Macには最初からPython2系が同梱されていた時期もあったけど、Venturaあたりから同梱されなくなった。
いずれにせよ最新のPythonが必要なので導入手順をメモしておく

下記のMacにインスコする
Mac Studio (2023) Apple M2 Max 64GB / 1TB
OS Sonoma 14.1.2

流れはこう


Homebrew インストール

Homebrew とは macOS(またはLinux)用のパッケージマネージャー
Python, Node.js といったパッケージや Google Chrome, Slack や Zoom といったアプリケーションをインストールできる
アプリケーションのダウンロードからインストールまで、まとめてスクリプト化しておけるので移行後の環境構築に便利

Homebrew公式サイトのトップにあるURLをターミナルにコピペして実行
ターミナルの開き方ぐらいは知ってる前提で進める

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

インスコし終わったらPATHを通す
フルパスで指定しなくてもプログラム名だけで実行できるようにすることをPATHを通す、という言う。下記のxxxの部分はMacのユーザ名に置き換えて実行する

% echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"' >> /Users/xxx/.zprofile
% eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"

brewのパスが通っているか確認するには

where brew

全てのPATHを確認するには

echo $path | tr ' ' '\n'

PATHが複数通っている場合もある
その場合は、上位表示されているPATHが採用されるので注意

Homebrewのバージョン確認やアップデート

brew -v
brew update

brew経由でインストールしたアプリケーションの一覧

brew list

アップデート

brew upgrade docker


pyenvインストール

pyenvとは、Pythonのバージョン管理をラクにするためのもの
複数のバージョンのPythonを切り替えて使える
PythonのEnvironmentだからpyenv

brew install pyenv

バージョン確認

pyenv -v

シェルにパスを通す

echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.zshrc 
echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc 
echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.zshrc 
source ~/.zshrc

シェルってのはMacと対話するための窓みたいなもんだ。

Pythonインストール

執筆時点で安定してそうなのは3.12.0

インストールできるバージョンの一覧

pyenv install --list

インストール

pyenv install 3.12.0

そうすると、

WARNING: The Python lzma extension was not compiled. Missing the lzma lib?

lzma がないんちゃうん?って言われてしまった。そう言う時はbrewでsearchすればいい

brew search lzma
==> Formulae
lima

If you meant "lzma" specifically:
lzma is now part of the xz formula:
  brew install xz

ご親切に xz インストすればいいよと言われるんで
3.12.0をuninstallして、xzインストしから再度インストールすればいい
最初のインストールで警告が出なければ次へ進んでよし

pyenv uninstall 3.12.0
brew install xz
pyenv install 3.12.0

globalのPythonバージョンを指定しておく

pyenv global 3.12.0

Pythonバージョン確認

python --version

まぁこれで大体できたような気がする。
この記事は随時追記・編集する可能性があると思う。


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