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何か捨てて、何か得る


色々良い事言ってたんだけど、大橋さん、明らかに正しい嗅覚を持ってると思うなあ。そりゃみんな煮詰まってくるし、何か現状をぶっ壊しながら進んで行きたいと思うけど、普通無理だよね。日常ってなかなか変えられないもん。

色々ひっくるめてこの人は(正確にはこの夫婦は)惰性の生活を捨てて、変化に身を置くことを選んだ。歳をとればとるほど、その決断が出来なくなる。住宅ローン、子供の生活拠点、将来のこと、などなど。いち社員として企業に属していれば、判で押したような平均的な未来が待っている。凄く良くはないかもしれないし、至極つまらないものではあるけど、当たり障りのない未来の保障。黙っていれば家族全員死なずに生きられるという保障プラン。それ捨てますか?捨てちゃう?

凡人には発動しない勇気だ。だが、深読みすればアナウンサーとして一斉を風靡し、ある程度の老後の富まで蓄積したとするならば、仕事の受け方も金額によるものでは無くなってくる。まして病気の顛末などもあれば、好きなことするなら今だ!って気概は高まったのではないか。

正直羨ましい。こういう人生の転換をした人のきっかけを聞くのは凄く有意義だし、その後どうなるのかの興味も尽きない。これからもニュース等で追っていきたい。