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「〇〇台住宅地限定で探している方がいらっしゃいます。」のチラシってホント?


親「この辺りで家を高く買いたい人がいるらしいぞ」

自分「もしかして、チラシでも入ってた?」

親「よく分かったな。このあたりは案外人気あるみたいなんだよ」

自分「んな訳あるか〜田舎の駅から徒歩40分の古い住宅地が人気ってことはないでしょ。」

親「ほら、こんなチラシが入ってた」

あ〜これね。

良く見る、大手不動産会社のチラシです。

「大手企業にお勤めの方が、予算5,000万円以内で〇〇住宅地限定で家をお探しです。」

とか書いてます。

まぁ、ほぼ嘘です。

どうせ、媒介契約を結ばせるためのエサでしょう。

媒介契約を結ばせた後は、そのお客様は別で決まったとか何とか言って、媒介物件の在庫にするつもりです。

もしも、こんな業者さんと専任媒介契約を結んでしまうと囲い込まれてしまいます。(これについては別の機会に)

「もしかして、本当にその買主さんが実際に存在しているかもよ?」

と思われるのならば、一般媒介契約を結んでみましょう。

一般媒介契約だと、他の不動産業者とも媒介契約を結ぶことができるので、通常、不動産業者にとっては嬉しくありません。他の不動産業者には依頼できなくなる、専任媒介契約か、専属専任媒介契約を結んで欲しいもの。

でも、本当にすぐ契約を望んでいる買主さんが存在しているのであれば、媒介契約直後に売買契約を成約させることもできるはずなので、一般媒介契約でも不動産業者にとって不都合は無いはずです。

その不動産業者の担当者が一般媒介契約締結直後に買い付けを持って来なかったら、別の不動産業者とも一般媒介契約を結ぶことをお勧めします。


損しない売却のための個別相談も承ります。


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