二方+α良しの不動産売却


「あの斜面地、売ることにしたのでよろしくお願いします」

年明けすぐにS様からメッセージを頂きました。

何も利用されていない斜面地。

持っていても何も生み出さないどころか、固定資産税だけでなく雑草の伐採などで支出しか無い土地です。

理屈の上ではすぐに売却するべき土地だったのですが、心情的な理由から売却を躊躇われていたのです。

今回、事情により踏ん切りがついたとのこと。

1年前に造成工事に強い建売業者さんに買取価格を出してもらっていたので、改めて現在の価格を確認します。

その時よりも250万円ほど高く購入できるようですが、それには条件が付きました。

それは、S様所有の隣接地を5坪ほど譲ること。

建売業者さんとしては、この5坪土地と公有地とを併せて開発道路を入れたいとのことです。

そうすることにより、きれいに宅地を作ることができるようになります。

1年前の価格出しの時から検討していただいていたようです。

S様の隣接地も5坪減りますが、それ以上に価値が上がります。

売主様・買主様双方にとって良いお話。

(仲介の弊社も少し手数料を多く頂けます)

その隣接地には銀行の抵当権がついているので、その調整は必要ですが、それは喜んでやらせていただきます。


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