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子ども、何人でもいいじゃん!2人目呪縛やめてー!

私には子どもが1人います。
恵まれて幸せなことです。というハッピー気分に曇りを浴びせられるのがこんな言葉。

「2人目は?」
「もう1人いた方がいいよ」
「兄弟いないとかわいそうだよ」

謎の、子どもは2人呪縛。
はて、その根拠は?あなたと私の価値観は違うのに、といつも思う。

でも、自分でも嫌になるのが、その「子どもは2人呪縛」が自分自身にも刷り込まれてしまっていること。

私には姉妹がいる。不仲でもなく、普通の良い距離感の関係性だと思っている。だから、兄弟を持つことに嫌悪感はない。

だからなんとなく、本当になんの理由もなく、「子どもは2人」と思い込んでいた。大人になったら、結婚して子どもを2人持って家を買って、、、みたいな、人生ってそういうものなのだと思っていた。

だけど自分が子どもを1人産んで、「2人目」を現実的に考えた時、ふと思い返してみた。

「私って2人目欲しいんだっけ?」

旦那とも話してみた。旦那も2人兄弟で、別に不満はない。漠然と「子どもは2人」は同じ気持ちだったと思う。

我が家は、2人で話し合って「子どもは1人に」とお互い納得して決めた。今風に言うと「選択制一人っ子」という部類に入るのだろうか。

その決断を周りに言うこともないし、言う必要もない。でも、容赦なく浴びせられる言葉。


「2人目は?」


「我が家は家族会議しまして、〇〇とか〇〇という理由から、、、、」

そんなことを言う必要もないし、そんな質問をしてくる人は、何も深い意味はないのだから、もしくは、自分が正しいと信じて疑わないことを、ただ質問しただけにすぎないのだから、説明されても「はぁ」となるだけだ。

なので、ただ笑顔で返す。これで十分だ。否定も肯定もしない。

何を言われても、自分がそう思ってなければ、気持ちに引っかからないはずなのだけど、「2人目は?」と質問されて引っかかると言うことは、まだ私の中の2人目呪縛が色濃く残っているのだと実感させられる。

でも、だからこそ、旦那と話し合って決めた決断を思い返して、「うん、我が家はこれがいい。私の家族の、この幸せを噛み締めていこう」と思える。

子どもが何人だって、
はたまた、子供がいなくたって、
幸せ度数には関係ない。
幸せ度数は、自分の気持ちの有り様ですよね。

みんな穏やかに、幸せに。
そう願うし、自分にもそう語りかけていきたいと思います。


◆追伸◆
なぜか書き留めておきたくて、我が家の子ども1人を後押しした気持ち達です。でもこれは正解でもなんでもない、私の家族の答えで、数ある考え方の一つです。

・子どもを十分に愛してあげたい。

・親を独り占めさせてあげたい。

・家族内に比較対象を作りたくない。子どもにとってもだし、自分たち親にとっても、無意識にでも比較してしまう状況を作りたくない。

・お金に関わらず、やりたいことをやらせてあげたい。

・子育てと自分の楽しみを両立したい。そうすることで、子どもにあたったり、子どもを理由にする可能性が減ると思うから。そして、楽しんで笑顔で幸せでいる母の姿を子どもに見せていたい。


そして、1人っ子だと言われるアレコレは、対策しながら生きて行きたいと思っています。

・わがままに育つ→家では甘えられる環境にしたいと思っているけど、悪いことは悪いと教える躾を大切に、と意識しています。

・自分たちの老後の面倒→そもそも面倒みてもらおうと思っていない、施設に入れるようにお金を貯めておくなど、子どもに負担にならないようにしていきたい。さらには、子どもが多いから老後の面倒が円滑になる保証はない。むしろ、子どもが多いほど「なんで私ばかり」など、兄弟と比較して不満に思いがち、とも感じる。

・兄弟がいないと寂しい→子ども自身の気持ちによるものだと思う。兄弟がいたことなければ、兄弟がいない寂しさは分からないし感じないと思う。姉妹がいた私は、1人っ子だったらなぁと考えたこともあった。もし、子ども自身が1人っ子が寂しいと感じたら、自分が家族を作る時の参考にしてもらいたい。

・兄弟がいないと、言葉とか社会経験?とか色々覚えるのが遅くなる→私はフルタイムで働いているので、子どもの社会経験は保育園でと割り切っている。実際ものすごく吸収して日々成長している!保育園では「きちんとやる、わがままを言わない」を子どもなりに頑張っているから、逆に家にいる時は思い切り甘えられる環境にしたい。言葉も保育園でたくさん学んでくるけど、他には、じじばば達と触れ合える機会を多く作ったりして、親以外とのコミュニケーションの場を増やしています。


改めて書き出してみると、自分の思いを振り返れる良い機会になりました。

さぁ、今日も子どもを愛でながら自分の人生を楽しもう!

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