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朝のデータ抽出作業を自動化する

内勤小売マンです、主に需要予測やら在庫管理などを行ってます。
以前に深堀りしたアイディアの中から、今回は具体的な実装計画を作成し
改善に着手できるよう準備することにしました。
※メインプラン失敗時のサブプランです。

データベースからデータ取得の自動化

現状

私の所属チーム需要予測や、在庫状況の確認をするため。
物流系のデータベース(IBM i)から毎朝データを抽出している。
下の黒い画面にクエリを実行し、データベース内での処理が終わると専用のアプリケーションからExcel形式でRawデータが抽出できる仕組みである。

クエリの入力画面
データを転送するアプリケーション
抽出されたRawデータ

データの抽出作業は毎日発生する、私の初属チームだけでも朝6つのデータを抽出しており、個人が使用するデータや、他のチームが利用しているデータを含めれば20~30程度のデータ抽出作業が発生している。少々特殊アプリケーションということもあり自動化の目安は立っていなかったが、以前試したところPowerAutomateDesktopを使うことで、強引にデータ抽出作業を自動化できた。

課題

Excelに記録されているクエリを手動でデータベースにコピペし実行する、
抽出されたデータを全行確認したりすることはないので、
クエリ実行時に作業ミスが発生していても、びっくりするほど気づかない。

改善案
クエリの貼付けからデータのダウンロードをPowerAutomateDesktopで自動化する。

改善案の詳細

①クエリの集積と整理
部署内のクエリはチーム単位で書き方が統一されていないため、クエリをテンプレート化する。重複条件を把握しクエリを収斂する。

クエリのテンプレートイメージ

②クエリ実行~ダウンロード
個別のクエリ実行からダウンロードはサブフローで管理する。
メインフローで複数の作業を一括実行し、ワンボタンで大量のデータダウンロードまで繋げる。

期待される効果

①人時削減効果 (現状工数未算定)
②手動作業の排除に伴うミスの削減

導入に向けて

あくまで本来のプランが失敗した際のBプランの側面が強いのでネタとしてはボチボチな部分があります。クエリをテンプレートで収斂させる際に、データが使われている個別の業務設計の中身まで覗きに行く必要があるので、
一度に全部自動化せず、随時追加できるような仕組みにすれば安定稼働させられると考えてます。

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