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山梨県の自然豊かな八ヶ岳南麓で小さなファストフード屋をやっています。これまでのレールの…

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山梨県の自然豊かな八ヶ岳南麓で小さなファストフード屋をやっています。これまでのレールの外れた「経験」を綴っていきます。

最近の記事

非常識に生きる

常識とはなにか? 当たり前とはなにか? 大人はみんな口を揃えて同じことを言う。 飛び交うそんな言葉が昔から嫌いだった。 常識に生きるほど楽な道はないと思います。 そりゃそう、舗装された道が出来上がっていて分岐点に標識もしっかり立っている。 見失うはずのない道を歩いていけばいいだけ。 それでも自分を殺してまでその道を歩く必要性が理解できなかった。 常識じゃなくても非常識でもよくない? それが一つの答え。 僕は非常識がネガティブな言葉だとは全く思っていません。むしろポジ

    • #2 山小屋の生活。とは。

      周りを見渡しても年上のクセの強い人達ばかり。 標高2000メートルを超えた環境で半年間の生活。 何もかもが刺激的、そのものだった。 山小屋に入山する時はヘリを使う。 人生で一度乗れる乗れないかの乗り物。 小さな鉄の塊に揺られ、外の景色は雪で真っ白にかぶさった山々達が美しい。 その美しさの反面、恐怖も少しだけ感じた。 ヘリが陸に降り立つと山小屋は雪に埋もれてしまっていて屋根だけが顔を出す。 自分達の住まいを確保するところから山小屋の生活は始まる。ぞくぞくしながら雪

      • #1 やりたい事。とは。

        「やりたい事」 若い時には付いて回ってくるこの言葉。 この時代、若い人に必要なものってすべて詰まっている言葉だと僕は思う。 高校にはいくつもりがなかった。 なぜならこの「やりたい事」というものが中学生の段階ですごく明確化してしまっていたからだ。 「やりたい事」とは、 シンプルに自分自身に問いを重ね、直感と考えが組み合わさったもの。 言葉だけ聞くと軽く聞こえてしまうこの言葉は実はすごい深みを帯びている。 今の若い人にはこれが欠けている。 いや、もはやないに等しい。

        • # 自己紹介

          僕は今現在山梨県にある八ヶ岳南麓という地域で飲食店を営んでいます。 24歳。 ここまでけっこうなハイスピードで色々なことにトライし、突っ走ってきました。 ここでは少し僕のトライして経験をみなさんにエピソード分けしてお話しさせてもらいたいと思います。 年齢というものは言ってしまえばただの「数」。 過ごした数よりも経験した数や密度がこれからには必ず必要になってくる。 18歳高校生のときにしみじみ感じていたテーマでした。 きっと当時高校の先生方は困ったと思います。 こいつ

        非常識に生きる

          商売を一から考える。

          「商売」とは。 物を売買するシンプルな事だが、この時代人の手が足りなくなり路頭に迷い出しているこの商売という言葉に、収まりのつかない魅力を感じるのはなぜだろう。 自分自身、実際に客商売をやっている中でたくさんの発見を見つけている。 人間は十人十色。 十人いれば十人みんなが違う。 「そんなことわかってますよ」そう思ってる方ほど改めて再認識できるタイミングが必ず訪れと思う。 僕も実際そうだった。 改めて人間の面白さを再認識できる。それが客商売なのだ。 そんな客商売が今現在少しず

          商売を一から考える。

          八ヶ岳南麓。とは。

          八ヶ岳南麓という土地は不思議な土地だ。 田舎とはなにか? 都会から離れ、新緑に囲まれ、鳥の囀りが聞こえ、薪ストーブがある生活。 これだけ取れば果たして田舎と言うのだろうか。 この土地にいればいるほどその定義を見失う。 少なくとも八ヶ岳南麓は田舎とは呼ばない。そう思う。 もちろんだが都会ではない。 田舎の定義には収まらない新しい土地の形なのだと思う。

          八ヶ岳南麓。とは。