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「年末年始のご挨拶」ポルトガル語で言ってみる


良いお年を!


ポルトガル語で「良いお年を」は

Boas Entradas! 
ボアシュ エントラーダシュ

といいます。

  • Boas ボアシュ 良い

  • Entradas エントラーダシュ (新しい年への)入口

  • 「Entradas」が女性名詞複数なので、形容詞も女性複数形で「Boas」 となります。

それと、

Bom Ano!
ボン アーノ

も、よく使います。

  • Bom ボン 良い

  • Ano アーノ 年

  • Ano が男性名詞単数なので、形容詞も男性形になります。

「良い年をお迎えください」という意味で使われます。


明けましておめでとうございます。

ポルトガル語で「明けましておめでとうございます!」は

Feliz Ano Novo!
フェリーシュ アノ ノーヴォ!

です。

  • Feliz フェリーシュ  幸せな

  • Ano アノ 年

  • Novo ノーヴォ 新しい

「幸せな年を送って下さい。」
という意味になり、
「明けましておめでとうございます。」に相当します。

でも、実際のところ、年末でも、「Feliz Ano Novo」を使います。
日本語の訳し方を変えるだけなんですけど、
年を越す前に使われたら、「お迎えください」と訳して、
年を越した後なら、「送って下さい」と訳します。
「Bom Ano!」も同様に、年が明けた後でも使います。

ポルトガルの年越しって、どんな感じ?


ポルトガルの年越しは、友だちや家族と集まって年越しパーティーを開いたり、年越しイベントに参加したり、花火を見に行ったりと、いろいろな過ごし方があります。

今年(2021年)もコロナの影響で、少し規制があります。例えば、レストランに入るときは、ワクチン済関係なく、PCRテストの陰性結果の証明を持ってないと、レストランの中に入れなかったり、花火のイベントなども中止されています。

でも、通常は、だいたい9時ごろから招待された家族や友達の家に集まります。もちろん、招待されたときは、何か持っていきますよ。手作り料理やワイン、デザートなど、いろいろ持ち合って、ワインを飲みながら、食べて、ベラベラおしゃべり。
楽しくて、あっという間にカウントダウンの時間になります。

年越したら無言になる。なんで?


海外の年越しって、カウントダウンして、年を越したら、「ハッピーニューイヤー!乾杯!」ってなるイメージじゃないですか。
でもね、ポルトガルは「ハッピーニューイヤー!乾杯!」って、すぐにはならないんです。みんな干しブドウ(Passas パッサシュ)を食べ始めるんですよ。ベルの音に合わせて(12時なんで12回鳴ります)、12粒を一粒一粒願いを込めながら、食べるんです。
もちろん、外では花火がバンバン上がってるんですよ。
でも、家の中はその12秒間、若干シーンってなるんです。一粒一粒願いを込めてるから。ベルは12回鳴るので、願いも12個。しかも、1秒ぐらいしかベルの間隔がないのに、食べないといけないし、願い事を考ないといけないし、花火も見ないといけないし、すっごい忙しいんです。で、みんな無言で一生懸命食べてるんで、おかしくて笑っちゃうんですよね。

そして、干しブドウ(Passas パッサシュ)を食べ終わってから、みんなで
「Feliz Ano Novo フェリーシュ アノ ノーヴォ‼」
って乾杯します。みんなカウントダウンぎりぎりまでしゃべってて、シャンパンやグラスが間に合ってないこともしばしば。
このバタバタしてて、キッチリいかないところがポルトガルらしくて良いんですよね。

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それでは、皆さま、良いお年を!
Bom Ano! 🤗









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