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DPのCASとは何をすれば良い?個人的にオススメなアイディアも!(生徒・親御さん両方向け)

今回は国際バカロレア(IB)のDPプログラムのコアプログラムであるCASについて話していきたいと思います。まず簡単にDPとは日本における高校2年生から3年生の2年間の時期に行われるプログラムでこれの結果を用いて海外大学や一部国内大学への入学資格を得ることができます。このDPはMYPプログラムの後に来るものでIBの最後のプログラムです。

そんなDPですが勉強以外にもコアプログラムがありそれを修了することがDPを取得する条件となります。コアプログラムにはEE(課題論文)、TOK(知の理論)と今回紹介するCASがあります。他の二つについてはまた今度書こうと思います。


CASとは?

CASとはCreativity, Activity, Serviceの略です。簡単に説明すると授業外で創造的な経験、体を動かすような経験、そして奉仕活動をする必要があるということです。前まではここまでやらなければならないという時間の制限があったのですが今はそれがなくなり内容重視になりました。なので自分の好きな活動を深めていくのが良いかと思います。これは学校にもよると思うのですが、私の学校では最低20個はトータルで活動しなくてはならないという決まりもありました。内容重視と言ってもある程度の数はこなさないといけないです。

そしてそれぞれの活動が終わるとリフレクションを書く必要があります。このときLearning outcomeというものと繋げる必要があります。例えばコラボレーションスキルというLearning outcomeがあります。これは例えばグループでイベントなどを企画した際に繋げることができますね。このリフレクションがかなり大切です。活動する際には写真などを撮り証明する必要があるのですが、私の体感だとその証拠が不十分でもリフレクションがしっかりしてればOKもらえました笑 リフレクションではLearning outcomeに繋げながら、活動を通して、何を感じ何を学んだのか、どんな困難を克服したのかということを述べる必要があります。なのでCAS活動を行う際はこのような点を意識すると後で書くときに助かります!またリフレクションは活動後すぐに書くことをオススメします。人間というのは意外と忘れてしまうもの。私の友人は最後の方にリフレクションをまとめて書いていたせいでどんなことを学んだから忘れたと嘆いていました笑 

それでは実際にどのような活動があるのか私の経験や注意点を踏まえながら説明していきます。

Creativityの活動

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