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疲れたら、まず休もう

もう4月も下旬に入ります。3連休の人も多いと
思います。仕事や家事 育児 介護 療養、、、等
休めない方もいらっしゃるでしょう。
私は病棟勤務で基本的に365日稼働の職場。
GWも仕事します。

私は仕事が大好きです。
様々な仕事に従事してきましたが、どんな仕事でも、最初は苦しくても時間をかけ 自分の頭と身体に仕事を落とし込むことが出来たなら、
自ずと成果が出るもので、成果が上がれば
どんどん仕事が楽しくなってきます。
元新聞記者のマルコム・グラッドウェル氏が
説く10,000時間の法則では、
″ある分野でスキルを磨いて一流として成功する
 には、1万時間の練習・努力・学習が必要 ″
とあります。
それは本当にその通りだと実感しています。
ただ、言えるのは好きなことであれば、
追求する時間は全く苦にならず、気持ちよく
続けられるのです。
好きなことが仕事であれば、尚更のこと。
様々なことを犠牲にしても何ら苦ではなく、
集中し没頭してしまいます。

ところが好きだからと言ってのめりこみ過ぎて
私は倒れるまでやり通してしまう性格でした。
どんなに好きであったとしても、
成果を上げたいとしても、
やはり心身を壊すほどは 良い訳はありません

休むことは怠けることではないのです。
わかっていても、つい休むことに対して
私には心の奥底に
休むこと = 怠けること
のような偏見があったと思います。

片野秀樹氏の著書「休養学」では、
現代人の疲れは自覚しづらく、気づいた時には
自分が思った以上に疲れは蓄積されており、
それは長期的にみると大きな健康リスクに
結びつく可能性は大きいと述べています。

私のように仕事が楽しく、更に
休みに対して偏見を持っているような
所謂 " 昭和 " 的な思考の持ち主は非常に危険。

先日私は急遽休みが取れそれまで行きたかった
場所に行き、休みをフル活用して楽しみました
そして、翌日から直ぐに仕事。
身体を休めていません。
そんな私は短い時間でも休めるときには、
心身共にまず休むように気をつけています。

休養学を知った今、私は
疲労したから休むのではなく疲労しそうだから
先に少しずつ休んでおく、という思考になりました。

休みを長期で捉えると難しいかもしれません。
しかし、
例え5分でも目を閉じて、伸びをして深呼吸。
1人になってゆっくりと5分を過ごすとか、
机があれば、うつ伏せになって目を閉じて
5分過ごすことも休養にはなるのです。

忙しくて休めない、という捉え方を変えて
いつもの習慣を少し変えて時間を過ごすことも
休養にはなると思います。

最後に。
疲れていないベストな体調で仕事や
毎日を過ごしたい、と誰しも思う筈。
体調を整えて仕事に向かうことは、
社会人として当然の責任だと私は思います。
とは言え、休んではいけない、と思い込むのは危険。
しっかり休みを取り、ベストな体調で仕事に
臨む事は、実は職場にも自分にも、とても良い
ことに繋がるのだと捉えたい。

GWで長期連休を楽しまれる方も、仕事や
家事・育児・介護・療養・・・と忙しい方も、
自分なりの休養をしっかりとって、ベストな
体調でGW明けを迎えたいですね。

今日も1日が始まります。
自分の機嫌を取り
気持ち良い1日を過ごします。

#ジブン株式会社マガジン


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