批判したいなら 感謝の気持ちを持ってこそ
特定の誰かや何かを批判したい気持ちが
芽生えることってありませんか。
私は 時々あります。
例えば、
職場の誰かが悪口を言っており、
その人への批判したい気持ち、とか
ネット上で話題に上がる問題発言に対する
自分の思いからくる批判的な気持ちが
湧き出てくることも。
批判について考えてみると、
身近な特定の人や事象に対し
批判的な感情が湧き出る場合、
対象が目の前にあり 事実を見て自分が判断し
自分の考えに沿って判断を下している。
心理学では、人は
「優越の錯覚」という「認知バイアス」の
一種を持っているとのこと。
※「優越の錯覚」•••
自分を過大評価している状態のこと
優劣の錯覚を持ち
様々な情報を偏って吸収している自分の判断が
間違いかも?と気づくには 実経験が必要。
実経験が少ない人は、
この「認知バイアス」がかかったままの状態で
優劣を決め、批判したり
他人に対して「上から目線」になりやすい、と。
私が実際に例に上げた悪口を言う人の場合、
その人は 悪口=批判 を行っている人。
そしてその行動が
自分の経験の少なさ・知見の無さを
周囲に発信している、ということに。
そして、
その悪口を言う人への私の批判的な気持ちも
私の認知バイアスで優劣を決め判断している事で
実際に批判してしまったら、
私が批判的に思った相手と同じように
周囲に ″自分がいかに経験のない知見の低い人か ″
をアピールしていることとなる。
また、ネット上での話題への批判的な気持ちは
心理学でいう「熟知性の法則」が影響している。
「熟知性の法則」は
相手のことを知れば知るほど印象が良くなり
好感度が高まる心理。
ネット上ではこのような「熟知性」もなく
自分の身に置き換えることも殆どない。
そのため、相手の ″ 非 ″ のみを追求しやすくなり
一般的に ″正論″と思われる形の批判が湧き出る
人は誰にでも悪い部分があり、
どんなことも人も ″あら探し″ をすれば
何かは見つかるもの。
一方で
批判的な気持ちが湧くことを
否定する必要はないと思うのです。
ただ、批判クセは一旦ついてしまうと
所謂 ″色メガネ″ がかかってしまいやすい気が。
批判的な気持ちが湧いてきたら
自分を省みて相手に感謝の気持ちを持ってみる。
批判的な気持ちを 何故相手に持ったのか、
その事象について 自分の意見や考えはあるのか
視座を変え 考えるきっかけをもらえた相手に
感謝の気持ちを持ってみる。
すると、
批判クセ思考からは離れ、フラットな目線で
相手や事象と向き合える気がするのです。
批判クセは自分の人生の可能性を狭めてしまう
だからこそ、
批判したいなら
感謝の気持ちを持つことを意識したい。
今日も1日が始まりました。
自分の機嫌を取り
気持ち良い1日を過ごします。
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