大抵のことは なんとかなる ~肩ひじ はらずに~
うまくいくときもそうでないときもあるもの。
私は以前、仕事で自分に厳し過ぎ、
倒れたり病気になったことを何度か
経験しています。
これは全く誇れる話ではなく、自己認識が甘く
自分に自信がない故、ただ がむしゃらに働き
結果を出す事で自分に少しでも自信がつけたく
仕事にのめり込んでいたからです。
本来であれば、仕事が大好きな私。
今まで様々な仕事に就いてきたけれど、
誰かにやらされることは嫌で
周りが嫌なことは率先してやり、
気持ちよく仕事をしてきました。
そのときに応じて自分の納得のいくまでやり
成果を生んでいくことで、仕事力が高まり
仕事がどんどん好きになる・・・。
好きになると楽しくなって、さらに
自分が成長していく、
これが完璧主義に繋がります。
悲しいかな、このループにハマっていくと
完璧に仕上げることが楽しく、そして
どんどん自分を苦しめてしまうのです。
そんな私が、
今はやりたかったことの原点に立ち返り、
成果も数字も表示されない、
産まれたばかりの赤ちゃんとの毎日を
過ごしています。
現職は全てが初めて、
医療機器の鳴り響く病棟や
命の最前線で働く厳しい医療従事者、
そして生きようとする赤ちゃんと
そのご家族、
そして時間に追われる業務。
そこでは
″ 完璧主義では到底前には進めない ″
と身を持って知りました。
完璧主義だった自分、
数字を追い、
成果を挙げる事に必死だった自分、
完璧主義で倒れた自分、
どれだけ頑張っても全く評価されず
苦しかった日々・・・
好きな仕事をしている筈が、
当時の私は、笑顔ではなかった。
過去の私が 今の私の糧となっている。
完璧主義の部分はたぶん
私のどこかにちょっぴり残りつつも
今は毎日笑顔で過ごせているのです。
今ならば分かります。
100点満点を狙っていたけれど、
その100点の基準は私が作っていたんだと。
自分が勝手に作った基準に届くように、と
一喜一憂するなんて、短い人生では勿体ない。
大抵のことは なんとかなる
そう思えるのは、自分を信じているから。
自分を信じる前には、
自分を疑って頑張ってきた過去があるから。
肩ひじ はらずに笑顔で過ごせる自分でいたい。
今日も1日が始まりました。
自分の機嫌を取り
気持ち良い1日を過ごします。
#ジブン株式会社マガジン
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