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やり続けることでみえる世界

自分に向いていること、いわゆる強みが分からない、やりたいことがみつからない、
と耳にしたり、逆に自分の強みの見つけ方など
自己啓発の本は多くみかけます。

私の場合、今まで様々な経験を通して
やりたいこと・やりたくないこと、
やりたいけれど 向いていないこと、
自分に向いていないし やりたくないこと、
を認識しています。
この認識に自分の価値と世の中のニーズを照らし合わせ、収入へと結びつけていけたら良い
とわかっているのですが、残念ながら私は、
自分の認識で止まっている現実です。

今回は金銭的な話は横に置き、やり続けることでみえる世界について。

幸せの研究の第一人者 前野隆司教授は
「長続きしない幸せ」は「地位財」によって
得た幸せであり、社会的地位やお金、
モノなど、人と他人と比較することで得られる
幸せは長続きしない。
一方で、
「長続きする幸せ」は「非地位財」による幸せ
を指し、「非地位財」とは、健康や環境による
幸せに加えて、愛情・やりがい・自由など、
お金では買うことができないもののこと、
と述べられています。

話を戻して、やりたいこと、好きなことは
やり続けることに繋がり易いのは当然であり、
やりたくないし苦手なことは続かないのは、
至極当たり前と理解できます。

前野教授は
『視野の広い人は視野が狭い人より幸せ』
と研究結果を述べられた上で、
全ての仕事は視野を広げれば、
"やる気が出て臨むことが出来る"
さらに
"やる気を持ってやり続ければ
  見えてくる世界は変わり 幸せに繋がる"
と述べています。

やる気について、よく聞く例で
ピーターFドラッカーの著書「マネジメント」
の石切り職人の話は有名。

ある石切職人は、旅人に何をしているか聞かれ
「石を切るしか脳がなくただ石を切っている」
とやる気ない仕事をするしかない憤りで答え、
別の石切職人は
綺麗に石を切れる自分について語り、
「この石は教会の礎となり、500年は持つで
 しょう。私は500年後の子孫の幸せの礎を  
 担った仕事をしています」
といきいきとして答えます。
どちらも同じ仕事をしているにも関わらず、
視野の違いで、全く違う気持ちで仕事に
向かっているのです。
どちらが幸せを深く感じているかは一目瞭然。

"やる気を持ってやり続ければ
  見えてくる世界は変わり 幸せに繋がる"

前野教授は、
何もやりたいことがないならば、
ほんの少しでも気になること、やってみて
嫌だと思わないことをやり続けてみる事を
勧めていらっしゃいます。

『やり続けることで見える世界がある』

どんなに小さな積み重ねでも、やり続ければ
何かが見えてくる時が必ずあると思います。
続けた結果が悪かったとしても、
悪い結果がわかったことが自分の糧になり、
また、今は悪くとも時間を経て何かに繋がり
次のステップになったり、良い結果に結びつく
ことはあります。

やりたいことがあり、実現に向かって日々を
過ごす人は幸せである、
と前野教授は研究結果を述べています。

私は心からやりたいことをして、夢に向かって
今日も励みます。

今日も1日が始まります。
自分の機嫌を取り
気持ち良い1日を過ごします。

#ジブン株式会社マガジン

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