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ひらめきが降りるとき

ひらめきがパッと頭に閃めく時が たまに
あります。
何かについてあれやこれやと考え、
答えが出ず何日かそれを繰り返しているうちに
とりあえずこの問題は自分のなかで棚上げにし
頭の片隅に置いておくことにする。

考えていたことすら忘れかけてしまった頃
ある日お風呂に入って何も考えずにボーっと
していると、ふと " あっ!そう言えば! " と 
答えが閃めくことがあるのです。
その答えが良い結果に至るとは限りません。
ですが、
何か別の解決の糸口に繋がったり、きっぱり
考えることすら諦めようと思えたりするのです。

先日、シャワータイムクリエイティビティと
三上(さんじょう)の言葉を
耳にしました。
・シャワータイムクリエイティビティとは、
 シャワーを浴びている時
 ひらめきが降ってくる事が多いという事象。
・三上とは、東洋文化で使われる言葉で、
 人が文章を考えるのに適した時が3つ。
 馬の上に乗っている(またがっている)時、
 枕の上に頭を置いた時、
 トイレにまたがっている(座っている)時、
 がひらめきが降りてきやすい時、と。

アメリカのドレクセル大学の
心理学者のJohn Kounios氏は
シャワー中は瞑想に近い精神状態になりやすい
そのため、
周囲のことには関心が向かなくなり
内面の考えに関心が傾く、と述べています。
三上の状態もシャワーの状況と似ています。

では誰でも
シャワーを浴びたり、トイレに入れば
ひらめきが降るのかと考えたらそうではない筈

イギリスの学者グラハム・ワラスが提唱した
ワラスの4段階(Wallas’ 4stages theory)
・準備期・・・問題に対し下調べし考えを練る
・あたため期・・・一旦その問題から離れる
・ひらめき期・・・突然アイデアがひらめく
・検証期・・・ひらめきについて検証する
上記の4段階を経ることがひらめきが降ってくる
重要なプロセスだと述べています。

私の今までを振り返っても、やはり
ある事に執着して考えていても
滅多に良い答えは浮かばす、更に
不安だからと、様々なことを調べようと
スマホやPCで調べたりはするものの、
情報が溢れ、更に不安になり答えが遠ざかって
いく感じになって堂々巡りになることに。
ワラスの4段階を踏まえれば、
一旦課題から思い切って離れることは大切だと
思えます。
一旦離れる時間こそが、自分を俯瞰できる時間
であり " 時間が解決することがある″ は
ここにも当てはまるのではないかと思えます。

私は物事を深く真剣に捉えがちです。
そういう自分だからこそ、
そんな時は思い切って一旦そこから離れてみる
そうすれば、ひらめきが降ってくるかも。
深く考える時間を持ったら一旦離れる努力を。
離れた時、全く別のことに集中してみたり、
楽しむ時間を持ってみる。
良いひらめきが降ってくる可能性が高まる筈。

今日も1日が始まりました。
自分の機嫌を取り
気持ち良い1日を過ごします。

#ジブン株式会社マガジン

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