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後悔しない受験校の選び方【大学編入】



こんにちは、KKです。


先日、募集要項を見るときのポイントについてnoteを書きました、読んでいただけたでしょうか…?

募集要項で試験日や試験の内容が確定してきて、
本当に受験をする「受験校」を選び、
どんどん準備をする時期
になってきました

今日は、後悔しないための受験校選び方について、
私がどんな基準で受験校を選んだかを踏まえてお話していきます。

大学編入だからこそできる併願

大学編入では、すべての大学で個別に試験が設けられています。
大学受験時のセンター試験のようなものもありません。

大学編入だからこそできる併願の仕方として、
国立大学の併願があります。

私自身も複数の国立大学を受験しました。
実際に通うことを考えると、
学費が安いのはうれしい!という方も多いのではないでしょうか?

大学編入だこらこそできる国立大学の併願も
是非活用して欲しいと思います!

何校併願したらいい…?

まず大学編入で何校併願をしたらいいのか。

併願数は、多すぎても少なすぎても大変で、
多すぎると…
・各大学個別の試験対策が大変
・受験料が高くなる
少なすぎると…
・すべて不合格になるリスク

特に編入試験では小論文や面接なども試験に入るため、
採点基準が分かりにくくなっていますし、
試験が行われたとしても合格者なしの場合もあります。
どの大学に対しても絶対合格できると言い切れないが編入試験です。

私自身は全部で4校、すべて一般受験で受験しました、
そして、4校でちょうどよかった!と感じています。

理由としては、経済的に可能な範囲内で、
かつ本当に行きたい大学だけを受けられたから。

編入試験の受験料は、1校約30,000円。
決して安くはありません。
だからこそ、受験校は少なめに、受験に落ちることを恐れず、
本当に行きたい大学を目指して、そこに向かって本気で勉強していました。

何を基準にしたか

私が受験校を選んだ基準としては、全部で5つ!!

・受けたい授業があるか
・教授の専門分野と自分の卒論の方向性の一致
・通学距離・学費
・試験日程
・難易度

・受けたい授業があるか
 もちろん大学で興味のある勉強ができなければ
進学する意味がありませんからこれは最低ラインですね

大学でどのような授業が行われているか知りたい方は、
大学のHPでシラバスを検索して授業の内容を見てみてください!

編入後この大学にしてよかったなというポイントとして、
専門外の授業も幅広く受けられるということがあります。
私の大学での専門は国際開発学ですが、
今「マスメディア概論」や「文化人類学」の授業を受講していますし、
希望すれば経済学部や教育学部の授業を受けることもできます!!
大学によって、他学部他学科の授業が受けられるところ・受けられないところがありますので、その点もぜひ確認してみてほしいと思います。

・教授の専門分野と自分の卒論の方向性の一致
大学の学部名が同じだからと言って、
所属している教授がみな同じ専門分野の方とは限りません。
(特に国際系は)

教授の専門分野と卒論の方向性(研究計画の内容)が一致していないと
「なんでうちの大学がいいの?○○大学の方がいいんじゃない?」
と思われてしまいかねません。
この部分、編入試験の合格のためにはすごく重要になってきます。

受験校の候補に入った大学は、
教授の専門分野を必ず確認しましょう。
具体的には、
教授の論文をタイトルだけでも知らべてみたり、
(本当に受験する場合は論文1本は読むといいでしょう)
担当している授業の内容を調べたりしましょう!!

どうしてもすべての受験校で同じ専門分野の教授がいらっしゃらない場合は、志望理由書や研究計画書の複数パターン準備する必要がありますよ。

・通学距離・学費
実際に通うことを考えると重要になる通学距離と学費。

通学にかかる時間はどのくらいか?
1限に出るためには何時に家を出なければならないのか?
一人暮らしをする必要があるなら、その費用はどのくらいになりそうか?
学費のために奨学金を借りる必要があるか?いくらになりそうか?

編入後の生活をかなり現実的に想定して考えるといいと思います。

・試験日程
それまで面接は英検ぐらいでしかやってこなかった私は
面接もふくめ編入試験本番の雰囲気がわからず不安でした。
なので、いきなり本命の大学を受けるということはしたくなかった。
対策として9月10月の早い時期に1校、試験なれの意味も込めて受験しました。

また、1週間おきに試験があるというのも、
それぞれの試験の対策を完璧にできる自信がなかったので、
なるべく試験と試験の間をあけられるような日程になるようにしました。

・難易度

これは意図せず気づいたらこうなっていたというくらいなのですが、
私は、
チャレンジ校 1つ
本命 1つ
試験慣れ 1つ
短大併修枠 1つ
で受験しました。

大学受験のように明確な偏差値や受験の難しさが分かっているわけではないですが、
大学によって試験の難易度に違いがあるのは確かです。
特に、英語試験の難易度は大学ごとに全く違います。
受験校にすることを決めたら、偏差値にとらわれず
過去問を見てそして実際に解いて試験の難易度を確認しましょう!

毎年編入の志望者数と合格者数が大学ごとに開示されていますが、
私はあまり気にしませんでした。

後悔しない受験にするために

後悔しない大学編入にするために、私が一つ言えることとして、

絶対に受験校に妥協しない。
自分が一番勉強したいと思える大学を受験する。

大学編入は楽をしようと思えばできてしまうかもしれません。
でも、絶対に楽をしたいからと言って志望校を下げたりしないでほしい。
今はそれで楽になれるかもしれないけど、
入った後に2年の時間とお金を無駄にしたと後悔してほしくないから。

そして、あなた自身が行きたい大学に行ってください。
友達がこうだからとか、親がこう言ってるからとか、そうじゃなくて
あなたが最善と思う、あなた自身にとって最高の大学をえらんでください。

受験校選びのために1年生の時からできる準備

多くの受験生が受験校の基準にいれていたもの、
いや、入れざるを得なかったもので、
私が基準には入れなかった(入れなくて済んだ)ものがあります。

それは、TOEICのスコアと受験科目の種類

編入試験のなかには足切りとしてTOEICスコアが受験要件として設けられている大学もあり、人によってはそのスコアに届いていないから受けられないといったこともあります。
1年生のうちにある程度TOEIC高得点を取っておくことで、
この要件を気にせず受験校を選ぶ
ことができます!!!

また、1年生のうちにTOEIC高得点を取っておくことで、
2年生になってTOEICの勉強に時間を割く必要がなくなり、
代わりに専門試験の対策にたくさんの時間を割くことができました
そのおかげで、試験内容が異なる学校であっても気にすることなく受験校を選ぶことができました。
私の友人は、小論文が苦手で、でも十分に対策する時間もなく、
小論文が設けられている大学を受験校の候補から外さなくてはならないという状況でした。
編入学でせっかく行きたいと思える大学なのに試験科目のせいで受験校から外さざる負えないなんて、もったいないですから!!

そうならないためにも、
1年生のうちにTOEICの対策しっかりやっておきましょう!!

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長くなりましたが、今日は受験校選びについてお話してきました
いかがでしたでしょうか

後悔しない選択を是非してください。
がんばれ受験生!!

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