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お気に入りを長く使う

都市伝説や陰謀論界隈では既に知られていたことだろうが、「SDGs」について声高にメディアが主張するようになった。どんな意図が隠されているにせよ、環境問題について考えることは大切なので、大切に長く使う社会に移行することを願います。(戦前のプロパガンダの可能性も否定できませんが。WIIの前も、暮らしや少ない資源を大切にせよと、声高に示された。WIIIが近いのか、はたまた人口地震か。)

とはいえ、情報溢れる現代で、物欲を抑える事は中々難しいです。セカンドハンド(メルカリや骨董店など)を意識しておりますが、そもそも買わずに済ます方が効果的。お気に入りの品についてアウトプットすることで、新しい物を買わないよう、覚書。

★黒染めのインターネットサービスがいくつかあったので、色褪せてきたら試そうと思う→黒紋付きを染めていた技術に感動!染め直してから幾度となく洗濯しているが、殆ど色落ちしない!


衣類

●Pherrow’s【L-2A】: 1950年代に登場した「MA-1」の前身の一つが「L-2A」。アメカジに詳しくはないが、希少性が高く、本物は中々出回らないとのこと。1947年に製作され、ブルーは短命に終わる(地上に降りた時目立つから)。我家にあるのは、米軍物のレプリカ的製作をしている「Pherrow’s」の、20周年アニバーサリーの品。左肩のポケットに、プラスチック製の薬莢みたいなものが入っていたけど、ボールペンで破けない様にかしら?夫がサイズアウトした為、お下がりで貰った。

●WAREIN LILLE【F2(パンツ)】: 1987年、フランス軍の品。子供の頃から、私に軍物を着せて喜んでいた父から貰った。2本買ったが、一つはサイズが小さかったとのこと。小柄な私にぴったりなのだが、外人部隊用なのだろうか?

●Lee【オーバーオール】: 日本製なので、エドウィン社が作った品ということで良いのだろうか?10年以上前に、近場で唯一の古着屋で購入。500円位だったと思う。メンズ用で少々オーバー気味だが、初めてまともな服に出会えたと、当時はとても喜んだ(田舎なので、シマムラや似たり寄ったりの、すぐダメになる工業製品しかなかった)。随分色が薄くなってきたが、破れる気配は無い。

●ヂェン先生の日常着(鄭惠中布衣工作室): 普遍的なデザインや、自然素材を使用している点、着心地が良い点を気に入っている。ロゴが無いのも良い。バルーンパンツは、『千一夜物語』のようで、ロマンがある。約40年変わらぬデザインらしい。濡れても乾きやすく、洗濯がしやすいのも嬉しい。近所の女性が、手作業で縫製するシステムが羨ましい。

●novara【HAND KNIT】: 襟元のタグについて調べたところ、「ナルミヤインターナショナル」という会社が、1969年に出したブランドらしい。ぽこぽこと花が立体的に浮き上がっているデザインが気に入っている。

●ROBINSONS【ニット】: 「ROBINSONS」は、英国植民地時代の1858年に、シンガポールで誕生したデパートらしい。交際当初、夫に古着屋で買って貰った。XLと記載があるが、縮んだのか私にぴったりだった。サイケっぽい柄が気に入っている。

●アルパカのマフラー: 服屋を営む同級生の母から頂いた。少しくすんだ朱色が、性別を問わない感じがして良い。短いので、後ろで結べば邪魔にならない。10年以上愛用している。

●浅葱色のカーディガン: 元は夫の兄が来ていた品。アメリカの古着だったと思うが、タグを外してしまったのでよくわからない。胸元に緑のキツネが縫い付けられていたが、気に入らないので外した。釦も黒いプラスチックの物だったが、白の貝釦に付け替えた。袖が所謂「萌え袖」になり、とても気に入っている。

●リネンの大判ストール:メルカリで500円程だった。肌寒い季節〜真冬まで使えて便利。数年程ハードに使っているので、ほつれてきた。生成りなので、赤い糸で補修すれば可愛らしくなるかなと思案中。風に靡く様が、スナフキンみたいで楽しい。

●ha|za|ma:中性的でカジュアルなデザインなので、着用回数が多い。セーラー服、学ラン、シャツを愛用中。遊び心あるデザインで、気分を上げてくれる。色落ちしてきたので、染め直そうかと思案中。→黒染めに出し、まるで新品のようになって帰ってきた!これでまた長く付き合える。


食器

●李朝の深鉢: 骨董店で見つけた、赤墨色の器。麺類、丼物、煮付など、使い勝手が良い。

●やちむんのマグカップ: 香色の地に、幾何学的な堀や紺碧色の丸い模様が入った、何処か異世界(ナウシカの世界)の様なカップで一目惚れした。暖かい飲み物は、いつもこれで頂く。

●やちむんの平皿: 楕円と円形、訳あり品として市場で購入した。紺碧で鮮やかな野菜を使った料理に合う。タコライスを作るとちょっとしたカフェの様で、気分が上がる。

●やちむんの茶碗: 市場で購入した紺碧と珊瑚色の茶碗。抹茶をいただく際に丁度良い。芸大生が作った素焼きの平茶碗は、ご飯を頂く際に、口触りが良い。

●やちむんの小皿: 三つ足が付いていて、ちょっとした物を摘むのに便利。鹿子模様が可愛らしい。漬物やコンポートなど、料理を問わない佇まいが良い。

●やちむんの大鉢と中鉢: 白橡色の大鉢は、ぽってりとした佇まいが気に入っている。カレーを作ると、2合は食べる夫なので、大きさが丁度良い。桑茶色の中鉢は、素焼きでサラリとしている。サラダを乗せるとよく映える。

● 【iittala ARABIA】のparatiisiシリーズ: 弟達から結婚祝いに貰った。菓子やパンとの相性が良い、鮮やかな葡萄柄。

●【iittala ARABIA】Aino Aaltoのハイボール: 夫が上司から頂いた(使わないから持って帰れと言われたらしい)。2つセットで、毎日使っている。表面につけられた凹凸が、本当に滑らなくて良い。

●漆の茶碗: 木製で軽く、熱い物を入れても問題ない、汁物に最適の茶碗。木目がちゃんと表に出ている所が気に入っている。ホームセンターでたまたま見つけた品。

●琉球グラス:小さなコップと片口。セットで使うと、とても涼しげで良い。別々の作家だが、厚みのある佇まいで、相性が良い。コップは薄ら鳥羽鼠色で、純喫茶の様な雰囲気が出る。

●片口の陶器:骨董屋で500。1時間程悩んだが、大きさと佇まいが良かったので購入。可愛いものを選んだと、店主から褒められた。茶色の縞模様がキュート。出汁を取る際に重宝。

●歪な陶器:骨董屋で500円。棚の下に、無造作に転がり埃を被っていた。ごつごつとした黒い肌、内側の青味がかった景色が良い。店主に「曰くがありそうだね」と揶揄われたのには、少し笑ってしまった。一人分のおかずを盛るのに丁度良い。



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