CBBインターンでのポジション
スオスダイ!カンボジアの国際協力NGO CBBの長期インターン生のやましたです。
今日(6/17)は、自分の父の誕生日です。
父は学校の先生で、昔から、なんでこんなに厳しいんやろか、なんで父親と話すのがこんなに怖いんやろか、って思うほど、時に厳しい父です。
ですが、高校時代、大学時代、そして今。
実家から離れると、その厳しさの中でも大切なことをしっかり教えてくれてたんだな、と実感します。そのおかげで人間としての心の部分を育ててもらいました。
私が突然アフリカに行くことも、カトリックの洗礼を受けることも、カンボジアにインターンに行くことも、全て事後報告で心配をかけることもありますが、それは父親譲りだということで。
それでもちゃんと応援してくれる父。
自分で道を決めることを教えてくれました。
いろんなことがあっても、やっぱり父は父です。
私の中の「山下先生」は父。
今、わたしもカンボジアで、日本語の「先生」
子供はやはり、親の背中を見ているのかもしれません。
来年の1月、成長した姿を見せられるよう、元気な姿で帰って安心してもらえるよう、私もカンボジアでがんばります。
お誕生日おめでとう😊
任命、授業チーム
さて、前置きがとても長くなってしまいましたが、今日はCBBでのインターンでのチームについてお話しします!
CBBも、インターン生が増え今月から『授業チーム』と『住み込みスタッフ探し・イベントチーム』にわかれました。
私は、現場で直接生徒と関わったり、いかに楽しい授業を提供するかを考えることが好きなので、授業チームを選びました。
授業チームの役割は、日々の授業を1日5時間行うことと、生徒集め、生徒との関係づくり、日々の業務の共有など。
CBBスクールは生徒が来なければはじまりません。
いくらインターン生がいようと、いくらカンボジア人にいい人材がいようと、生徒が来なければはじまらないのです。
その最先端にいるのが、我々授業チームであり、生徒の日本語への興味や、生徒の心を掴むのも、我々授業チームの役割です。
そして、その先にいる保護者の方がCBBについて知るのは、生徒を介してだと思います。
生徒がCBBのことをどう伝えるのか、にもよりますが、保護者の方の信頼あってのCBB。
長年のインターン生が築いてきたものを、継続していけるよう、新たなメンバーで頑張っていきます。
この地で外国人が、日本人が受け入れてもらってることに感謝しながら、繋がりを作っていきたいと思います。
多少堅苦しいかもしれませんが、この繋がりこそが、今後の住み込みスタッフ制度や、生徒を増やすことに繋がれば、という思いでいっぱいです。
授業チームで頑張りたいこと
せっかく授業チームができたので、いくつか目標を立てたいと思います。
授業チームの一員として、これからやりたいこと。
個人的なものですが、つらつらと。
年齢や習熟度を意識した教材づくり
CBBに来る子供達は、小学生や中学生、高校生、幅広い年齢層です。
同じカンボジア人とは言え、年齢が違うとできることが違いますし、年齢は同じくらいだけど個人個人で能力が違います。
その能力をどう見極め、どんなアプローチをして授業をするのか。
幸い、今は生徒がそれほど多くなく、多くて3、4人を同時に教えるくらいです。
ですので、個人の能力を把握しやすいのと、個別での教育支援が可能であるというのが今のメリットだと思っています。
もし、ひらがながなかなか覚えられない子供がいたら、どういう授業を展開しよう、どういう教材を使って教えよう。
もし、日本語能力がすでに高く、もっと勉強したい、話せるようになりたい、文法を理解したい、という生徒がいたら、どう伝えよう。
この6ヶ月、このようなことを意識しながら、誰もが使える教材を作りたいと思っています。
授業でも使えるし、空き時間の自主学習で使えるようなものを。
そして、後世にも残るようなものを。
自分が視覚的な情報の方が得意ということもありますが、誰が見ても同じ教え方ができるようなものを作りたいと思います。
自分が帰ってからは使われてないとか、自分が帰ったらその教材が意味をなさなくなるとか、もったいない。
いろいろ作って実践あるのみ。やります。
出席管理
これは、4月から実践していることです。
以前、noteでスタンプカードを作ったお話をしました。
これは結構、子供達の間で定着しつつあり、ヒットしていると思っています。
来ると、毎回「あや、ポンポン!」(スタンプ)と、習慣になってきました。
月初めになると、自分で新しい紙を貼り、名前を書いてもらい、月や日付を書いてもらいます。
子供達も、自分のカラーや字を覚えているので自分のもの、という愛着が湧いてきたのではないでしょうか。
出席管理は、今はこれで十分だと思いますが、もう少しCBBではデータ化できたらいいなと思っています。
例えば
✔️今まで来た生徒の名前、年齢、村
✔️生徒が来た日をチェックする
など。
そうすることで、来られる生徒の傾向がつかめるかもしれません。
なんのために?とは思うかもしれませんが、もちろん自己満足のためではありません。
自分自身の経験から、その大切さを感じたからです。
私がCBBに来る前に、2名ほどインターン生がいらっしゃり、日本にいる時にCBBの様子や授業のことをテレビ電話を繋いでお話ししました。
その方達は、私がCBBに行く2週間前に帰国しており、インターン生がいない期間が2週間もありました。
連絡を取る時に、多少の引き継ぎはしてもらったのですが、生徒の顔、名前や村や来られる時間帯など、ほとんど分からないままでした。
そして、カンボジアに来てからは生徒が来ない日が続き、生徒探しから始まりました。
数日後、来てくれた子は果たして以前来られていた子なのか、新しい子なのか、不明なまま。
今後、自分がいなくなった時に、そのような状況は極力避けたいと思います。
インターン生で成り立っているCBBスクール。
ここに来るまでは赤の他人の方にも連絡をし、引き継ぎを行わなければなりません。
先ほども言いましたが、生徒が来てのCBBスクールです。
自分が帰るのは半年後ですが、それまでに生徒の出席管理を定着させるのが目標です。
縁の下の力持ち的な存在
今述べたことは、少しバックヤードのおはなしかもしれません。
ですが、自分の中では現場兼裏方の気持ちで頑張っていきたいと思います。
影で支えながらも、現場で生徒と向き合えるような先生に。
縁の下の力持ち的な存在。
CBBのインターンではそんなポジションに存在したい、と最近思っています。
まだまだ未熟な存在ですが、頑張ります!!
夜遅くになりましたが、読んでくださってありがとうございました!
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